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デンパーク

昨日は、車で30分ほどのところにある安城のデンパークに行ってきた。
denp1
安城は、「日本のデンマーク」と呼ばれ(全国的にいうかどうかは疑問)ている。
それで、「デンマーク」をイメージしたテーマパークらしい。
中に、それっぽい建物はあるが、はたしてデンマークなのか?
ミッフィーちゃんの専門店や、
デンマークっぽいソーセージなども売っているが
地元の食材、パン、小物などのほうがおおく、今ひとつ「デンマーク」感は得られない。
期間限定なのかもしれないが、「ゲゲゲの鬼太郎」とのコラボもしてて
鬼太郎のちゃんちゃんこを着て写真が撮れるだの
鬼太郎グッズの販売だの
さらにデンマークからはかけ離れていた。

それでも、花を見ながらぶらぶらお散歩するにはいいところだ。
大道芸などのイベントや
体験教室なども充実している。
こどもたちが自由に遊べる広場もある。
観光客が集まるテーマパークというより
地元の人たちの憩いの場と考えた方が良さそうだ。

お昼頃に行ったので、中のレストランに入った。
そして、運転が夫だというのをいいことに、昼間から、
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こんなのを頼んでしまった。
ビール三種飲み比べ。(でも、ショートグラスですので! ソーセージは夫と半分こだし)
ここで作っているビールだそうだ。
癖がなくて、飲みやすかった。
が、
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わたしは、このネーミングにひっかかった。
「ごんの……」ですと?
「ごん」というのは、このあたりでは「ごんぎつね」を指す。
もう、また安城は「新美南吉」を使って!

新美南吉は、半田出身の作家だ。
しかし、教員として安城に勤めていた時代があるのだ。
それで安城は「新美南吉が青春時代を過ごした町」というのをウリにしている。
町のあちこちの壁に南吉の物語の絵を書いたり
看板を飾ったりしている。
記念館こそないが
かなりの労力と費用を投じている。
半田は、負けている。
このことが地元民としてはちょっとくやしい。

でも、わたし自身の身に置き換えれば
半田は、生まれ育った町だけど
教員として長く通い、そしてお話のネタを提供してくれたのは碧南だ。
だから、なにかのおりに碧南がわたしのことを「地元の作家」としてくれてもなんの不満もない。
碧南の皆さん、どうかわたしを地元の作家として認知してくださいといいたいくらいだ。
南吉だって、そうだろう。

そうだよね。
南吉だって、本望だよね。
うん、安城が「南吉の町」を名乗ることを許そう。

なんの権限もないくせに
そんなことを考えたほろ酔い作家山本。
昼ビールって効くわぁ。
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形埜小学校で講演会

岡崎市立形埜小学校で講演会を行わせてもらった。
今、現在は岡崎市だけれど、数年前までは額田郡だったところ。
岡崎市の中では、ずいぶん端の方だ。
山間の小学校とは聞いていたが、本当に山の中だった。
一番近い駅から20㎞。バスは一日4本とも聞いていた。
車でなければ絶対いけそうにないところだが
山道を自分で運転していく自信が1ミリもなかったので、夫に乗せていってもらった。

2時間くらい前に家を出た。
岡崎は大きな町で、半田なんかよりうんと都会だ。
しかし、統合を進めていることもあり、すべてがそうではない。
小学校に向けて車を走らせていくうちに、どんどん自然が豊かになっていく。
普段、学校などで講演するときは、早めにいって、最寄りのコンビニで時間を調節する。
今日もそのつもりだった。
「あと30分くらいかな」というところでコンビニがあったのだが
「もう一つ先のコンビニにしよう」とスルーしたところ
もうその先は、コンビニどころか、自販機すら見当たらない。
どんどん山の中に入ってく。
家もまばらで、本当にこんな所に学校はあるのかと不安になってきた。
学校の近くまで行くと、やや人家が増えて、美容院や農協などがあったのでほっとした。
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(写真は「ふるさと読本ぬかた」からお借りした)
全校生徒53人。
10キロ以上離れたところから通ってきている子もいるそうだ。
玄関から入ると、すぐに全校のこどもたちの顔写真が飾ってあった。
「形埜ファミリー」というタイトルつき。
そうか。みんな家族なんだ。
給食は、玄関脇のランチルームで、全校で食べるし
朝の会も、学級ごとではなくいっせいにやるらしい。
なんだか、いいなあと思った。

今日は、学校公開日にもなっていて、まず1時間目は参観授業。
2時間目、体育館(町民体育館にもなっているらしい)で学校保健委員会。
その後に、講演をさせてもらった。
この講演会は「青少年健全育成」の行事になっているので
こどもたち以外、保護者、社会福祉協議会、地域の方々が来てくださっていたようだ。
といっても、わたし的にはこどもたちがメインなので
本日はクイズや、お話作りも交えて行った。
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今回のお話作りは、
「宿題を忘れたいいわけ」をみんなで考えるもの。
みんな、乗ってこなかったらどうしようと不安だったが、杞憂に終わった。
こどもたちの表情が、とてもよくて
大切に育てられている子たちなんだなあと感じた。

後半で、子ども時代の話をし、「勉強でも運動でも目立つところのなかった」わたしが、小学校の5年生から創作を始め、「どうしてもプロの作家になりたい」と、長い年月をかけてデビューし、そして、昨年は、「野間児童文芸賞」という大きな賞をいただけた。あきらめずにコツコツと続けていくことで、大きな奇跡が起こることもあると話したとき、一般の席の方で拍手をしてくださった方がいた。うれしかった。
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こんなかわいいお花もいただいた。

講演会の後、こどもたちはいったん教室にもどり
わたしに、お手紙を書いてくれたようだ。
近日中に届くことだろう。
楽しみだ。

映画「累」

昨日は、映画「累」を観てきた。


美しい容姿持つが、演技力のないニナ(土田太鳳)。
演技の才能はあるものの醜い容姿の累(芳根京子)。
不思議な口紅を塗って口づけをすると、二人の顔が入れ替わる。
ただし、口紅の効果は12時間。
累は、ニナの顔でオーデションを受け、みごとに合格。
女優として頭角を現す。
ニナは、累は一時の代役として利用するつもりだったが
次第に自分の人生を盗まれるのではないかという不安を感じ始める。

映画の予告でストーリーはおもしろそうだと思ったが
土田太鳳かあと思っていた。
テレビで見かける限り、甘ったるい話し方で
何でも一生懸命。優等生ですって感じの女優さんだ。
漫画が原作のラブストーリーによく出てる感じ。
だから、あまり期待しないで見に行ったのだけど
すごくおもしろかった。
いつもの甘ったるい話し方の土田太鳳はどこにもいなかった。
芳根京子も、こんなにうまい女優さんなんだと驚いた。
とにかくこの二人の迫力に圧倒された。
最後の「サロメ」の土田太鳳のダンスは、目が離せなかった。
今年観た映画では、一番おもしろかった。

ただ、気になったこともある。
累は、顔の傷があるから「醜い」という扱いなのかと思っていたら
そうではなくもともと醜い顔で、傷は跡から出来たことになっていた。
でも、少女時代の累は、全然醜くないし、芳根京子も美人だ。
また、土屋太鳳と芳根京子の顔立ちが似ているために
結構わかりにくい。
映画「ルームメイト」みたいな仕掛けがあって
わざと顔を似せているのかなと思ったけど、そうでもなかった。
だったら、芳根京子には悪いけど、もっと特殊メイクでもして醜くなってもらったほうがよかったのでは?
きれいな顔の累が醜いことの劣等感を語っても、ちょっと説得力に欠ける。

映画だから、省いたと思われる
母親の場面、口紅の秘密ももっと知りたい気もした。

原作の漫画は、最終刊が出たらしい。
読んでみたいなあ。

実らない秋

昨日、作家の相川郁恵さんから山梨の葡萄をいただいた。
相川さんが送ってくださる葡萄は、本当においしくて
それまで葡萄が苦手だったわたしが、
葡萄好きになってしまったほどだ。
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今年も、すごくおいしのだけど、
相川さんの話では、今年は実りが悪くて、農家さんは大変だったらしい。
やっぱり、今年の夏の気候は異常だったようだ。

夫が庭の芝生をはがして、隅っこにサツマイモの苗を10本くらい植えたのだけど
できたのは、
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こんな小さなおいも(おいも?)が3本。(となりのコーヒーカップと比べてほしい)
葉っぱは、見事に茂っていたのに、ほとんどの茎になにもついていなかったのだ。


実は毎年育てているミニトマトも、今年は実りが悪かった。
7月中旬までは次々なったのだが
8月に入ってぱたりと実がつかなくなった。
ピーマンに至っては、一本の苗に一個しか実がつかなかった。

これは、家だけではあるまい。
その証拠にスーパーに行くと、野菜が異常に高いのだ。
ミニトマトなんて、10個くらいしか入っていないパックが400円近かったりする。


実りの秋だというのに……。

この前台風が行ったばかりなのに
また台風が接近しているらしい。
今度の土曜日は
岡崎の形埜小学校の体育館で講演会をすることになっているんだけど、大丈夫かなあ。

停電

昨日の朝、スマホのアラームで目を覚まし、
止めようとして、画面に釘付けになった。
「北海道」「地震」「震度6」
え? 震度6!?
いっぺんに目がさめた。


最近、ちょこちょこ北海道で地震があるなあとは思ってた。
でも、こんな大きな揺れが来るなんて。

頭にすぐうかんだのは
作家の栗沢まりさんだ。
パッと住所がうかばなかった。
でも、千歳空港が近いといってたような。
気になって、メールすると、
「すごく揺れましたが、だいじょうぶです。
 コップが1個割れた程度です」
とすぐ返事が返ってきた。
でも停電してるとのことだったので、
もうメールは送らなかった。スマホの充電が出来ないだろうから。

テレビのニュースで、道内すべてで停電しているといっていた。
つまり、夜中の3時から、北海道全体が闇に包まれていたのだ。

たまたま前日こちらも台風で
多くの場所で停電し
「電気が点かないって、大変なことなんだ」と
改めて感じていたところだった。
でも、陸続きの本州なら、点いている場所まで車を走らせることができる。
北海道だとそれが出来ない。
テレビも見られないから情報もなかなか得られない。
不安だろうなあ。

復旧までには、1週間以上かかるとのことだが
いくつかの地域では点いたらしい。
栗沢さんも夜には「電気が点きました」とTwitterに書き込んでいた。
電力会社の人ってすごいなあと思う。
台風のときだって、身を挺して復旧に励んでくれる。
それこそ、不眠不休で頑張ってくれているんだろう。

災害時、どうしても被害に目がいき
「一刻も早くなんとかしてほしい」と思い、
なかなか回復しないと、「何してるんだ」と腹立たしくなったりするけれど
作業をしてくれている人たちこそ
「一刻も早くなんとかしたい」と思ってくれているんだと思う。


北海道にも大阪にも
一日も早く、日常がもどってきますように。


追記

となりのスーパーばあちゃんは、その後
飛ばされた塀(のこぎりで切りわけた)、壊れたたシャッターを車で処分場に運び、
仮の塀を取り付け、
屋根に上って家屋の壁の穴をふさぎ
二階の戸袋を補修し、すべての作業を一人で完遂した。
手伝いに行ったのだが
脚立に上った途端
「危ないで、やめて」
と下ろされ、金槌を持ったら
「そんな危なっかしい手つきじゃケガする」と取り上げられて
「手伝ってほしいときは、いうから」と、そうそうにお暇を出された。
結局、一度も「手伝ってほしい」とはいわれなかった。
わたしが、役に立たなすぎなのか
叔母が逞しすぎなのか……○| ̄|_
プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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