FC2ブログ

インタビュー

童心社のHPにインタビュー記事を載せていただいた。
童心社インタビュー
童心社では、15冊本を出してもらっているのだけれど
こんなことは初めてなので
ちょっと緊張。

今回のインタビューは、「二年二組のたからばこ」についてだ。
mihon1
これは、童心社の新しいシリーズ「だいすき 絵童話」の中の一冊として出してもらっている。
実は、こういうシリーズに入れてもらうのも初めて。
今まではみくさんの「母ちゃん取り扱い説明書」と「先生、しゅくだいわすれました」を
勝手に「姉妹本」と言い張ってただけ。

で、この「だいすき 絵童話」には、「たからばこ」以外も
もう1冊出ている。
「まえばちゃん」(かわしまえつこ作 いとうみき絵)というお話。
maebachan

HPの立ち読みでちらっと見たけど
低学年の子が喜びそうな作品だ。
今度、本屋さんで探してみようっと。
スポンサーサイト

車夫3

いとうみく「車夫3」(小峰書店)を読んだ。
shahu3
「車夫」シリーズ第3弾。
浅草で観光人力車をひく「力車屋」。
両親の失踪が原因で高校を中退した吉瀬走も、19才。
車夫2年目を迎えている。
今回のテーマは、「岐路」。
進学を悩む中学生。
かつて仲間を裏切ってしまった中年の男。
大事なものを失うことに臆病になっている妻。
転職を考える仲間。
そして、走自身も、岐路にさしかかっている。

今回も、夢中になって読んでしまった。
それにしてもいとうみくの書く人物は、なんでこんなに魅力的なのだろう。
主人公、吉瀬走はもちろん、
車夫の仲間のヒデさん、山上さん、前平さん
そして、オーナーの力さんと琳子さん。
もう、わたし、力車屋に行きたい!

この前、創作童話講座で
「魅力的なキャラクターを書くには、まず、作者が登場人物をすきになってください」などといったが
いとうみくを読むと、
それだけじゃないな、と痛切に感じる。
登場人物の心情の捉え方、描き方が最高にうまいのだ。
いとうみくの手にかかれば
どんなキャラクターも心ひかれる人物になってしまう。
いとうみくは、うまい。
ちょっとムカつくほど、うまい。(いや、失礼。ごめんなさい)

さて、こんなすごいいとうみくさんと
今月末、ある企画で対談をすることになっている。
対談じゃなくて、教えを請いたいと
お世辞ではなく
かなり真剣に思っている。

創作講座終了

昨日は、知多市立中央図書館で、創作童話講座を行った。
もともとここで活動している児童文学の会「えんぴつ」さんの主催で
会員の方の作品(2点)の講評を行い
その後1時間ほど、創作についての話をした。
事前に何を聞きたいのか提出してもらったので
それに沿って「キャラクターの設定の仕方」や「ストーリーのふくらませ方」など、具体的な話をした。

その後、一般の方が帰られた後、
昼食をはさみ
午前中に講評できなかった会員さんの作品を
ダダダダダーッと一気に講評していった。
ただ、ふっと気がつくと
普段「ももたろう」の合評会で言っているみたいに
辛口の意見を言っていて
いかん、いかん。
調子に乗りすぎだ。

だいたい、わたしは、なにを偉そうに
創作の仕方を語ったり
人の作品に文句をつけたりしてんだろう。
『たいした作家じゃないくせに、
 偉そうにしてんじゃねえよ』(チコちゃんふうに)
考え出すと落ち込むので
考えないようにしている。

それでも、あんなにグサグサ辛辣なことを言われたにもかかわらず
「えんぴつ」の方は喜んでくださったようで
来年も是非お願いしますといってもらえた。
よかった~。


義兄夫婦から伊勢エビと大量の干物(100枚以上あった)を送ってもらった。
干物は、兄嫁の手作りで
ちゃんと真空パックにしてあるので、すべて冷凍庫へ。
伊勢エビは、どうしよう。
iseebi2018
迷ったけど、結局お味噌汁にした。
iseebimisosiru
美味しかった~。

たからくんの見本

「二年二組のたからばこ」(童心社)の見本が届いた。
mihon1
表紙を開くと、こんな感じ。
hirakuto
「たからくん、いろいろ落としてますよ」
と声をかけたくなる表紙。

この話は、落とし物ばかりしているたからくんの物語だ。
たからばこは、
宝の箱じゃなくて
たからくんの落とし物をいれておく箱。
どこのクラスにも一人はこんな子がいるはず。

「おかわりへの道」以来8ヶ月ぶりの新刊だ。
何冊本を出しても
新刊が出るとうれしい。
たくさんのこどもたちに読んでもらえますように……。

書店さんにならぶのは、15日くらいらしい。



ぼくらの一歩30人31脚

いとうみく「ぼくらの一歩 30人31脚」(アリス館)を読んだ。
30nin31kyaku
6年生の2学期という中途半端な時期に転校してきた萌花。
なじめるかなと不安な気持ちで教室に入ったとたん歓声が上がる。
救世主扱いなのだ。
というのも、「30人31脚」の大会に出るためにどうしても一人足りなかったからだ。
当然、萌花も参加するといわざる得ない状況なのだが、大きな問題が。
萌花は、超鈍足なのだ。
悩める救世主萌花の第一章。
第二章は、しっかり者の副キャプテン中谷琴海の物語。
萌花を特訓するキャプテンの克哉は幼なじみ。
小さいころに母親を亡くした克哉。
それまでは泣き虫だったのに、涙を見せなくなった克哉。
誰よりも克哉を知っている。
30人31脚をやりたいといったのは琴海で
そのために萌花を特訓してくれているのはうれしいことなのに
でも、ちょっと腹立たしい。
第三章は、克哉の物語。
実は、克哉にはみんなに秘密にしていることがあった。
30人31脚が終わったら、転校するのだ。
だからこそ、最後は精一杯走りたいと思っていたのに……。

30人31脚の大会に望む
三人三様の思い。
どれを読んでも共感できてしまった。
萌花の章を読めば、どうして萌花が頑張ることが出来たか
すごく納得できた。
ただ、反面「こりゃあ、女の敵を作るな」とも感じたので
琴海の章で起こる出来事に「ほ~らね」と思った。
琴海のヤキモチと、でもそれを認めることが出来ないところ。
ついお利口さんな受け答えをしてしまったり
「自分がみんなを支えてる」的な思い込みを打ち砕かれてへこむところは
痛いくらいにわかった。
でも、何よりも最後の30人31脚の大会の結果が描かれる克哉の章は、よかったぁ。
大会を前に、クラスの仲間たちが変わっていく様にワクワクした。
そして大会の緊迫感ときたら……!
最後は、泣けた。

若干、みんな6年生より大人っぽいなと思ったけど
それは、わたしの知ってる田舎の(!)6年生が超おこちゃまのせいかもしれない。


今年の野間児童文芸賞は
安東みきえさん「満月の娘たち」(講談社)
mangetu
このブログでも取り上げたことがあるが
納得の受賞だ。
おめでとうございます。
プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR