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名もなき毒

宮部みゆきの「名もなき毒」を読んだ。
namonakidoku
私ー杉村ーは、今多コンツェルンの娘と結婚し、今多総本部の一会社員となって社内報を作っている。経営権を手に入れようなどとは思わないこと。それが結婚の条件だ。はなからそんなつもりもないので、それに対する不満はない。アルバイトで質のわるいトラブルメーカーの女性を雇ってしまい、やっかいごとに巻き込まれた杉村は、彼女の経歴詐称を調べていくうちに、探偵の北見の存在を知る。北見の家を訪ねた杉村は、そこで高校生の女の子に出会う。彼女は世間を騒がせている連続毒殺事件の被害者の遺族だった。杉村は、知らず知らずのうちに、事件へと巻き込まれていく。

このお話の中には、様々な毒が出てくる。
連続殺人に使われた青酸カリ。
シックハウス症候群を引き起こす、科学性物質。
土壌を汚染する有害物質。
でも、一番おそろしいのは、人の中にある「名もなき毒」

毒は、何かを蝕み、損ない、時に伝播する。

宮部みゆきは、いつも深いところを見つめている。

宮部みゆきの本は、読んだあとにすぐ感想が出てくるのではなくて
何度も何度も頭の中で、反芻し、しばらく時間をおいたあと
うん、そうなんだよなと思う。
そして、じわじわと暖かくなるのだ。
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もう一度みたいアニメ

昨日、SMAP×SMAPでアニメソングの特集をやっていた。
「シティハンター」とか「Dr.スランプ」とか、懐かしいアニメソングを歌っていた。

アニメ、好きだったなあ。
でも、なんでだろ。
再放送で見るのが多かったな。

子どもの頃、何度も見たのは「ジャングル大帝レオ」
再放送でやるたびに見てた。
「トムとジェリー」は、夕方の再放送で見てた。
「悟空の大冒険」は、朝の7時半頃再放送でやってて
エンディングの歌を最後まで聴いていると、母に「遅刻するよ!」と叱られた。
「マッハGOGOGO」も、朝の再放送で見てた。
「タイガーマスク」は、大きくなってから夕方の再放送で見てた。
中学校の時、「おまえはトラだ。トラになるのだ~」とやたらに言っていた。

「リボンの騎士」は再放送ではなかった。
画用紙で王冠を作って、「サファイアごっこ」をした。
けど、お話の内容は一つも覚えていない。
「ひょっこりひょうたん島」も、「ドンドンガバチョ、ドンガバチョ」しか覚えていない。
「オオカミ少年ケン」にいたっては、ココアの入れ物しか覚えていない。
よく考えると、ストーリーを覚えているアニメが、異様にすくない。
あまりお利口ではなかったらしい。

ストーリーもある程度覚えていて
もう一度見てみたいアニメと言ったら、
「魔法使いサリー」かな。
または、「サスケ」。(題名ちがうかも)


息子その2に「心に残るアニメ」を聞いたら
「ドラゴンボール」と言ってた。
なるほどねえ。

昨日のSMAP×SMAPでもそうだったが、アニメの話をし始めると、誰もが雄弁になる。
それは、それを見てた子どもの頃に心が戻ってしまうからかもしれないな。



ハイジのパン

ずいぶん昔のことになるが「アルプスの少女ハイジ」を熱心に見ていた時期がある。
宮崎駿のアニメのハイジだ。
アニメの中でおじいさんが、ハイジに作ってやる、とろりととけたチーズを乗せたパン。
あれが、ものすごくおいしそうで一度食べてみたいと思っていた。

先日、東京に行った際
ももたろう同人のTさんとMさんの3人で
「十勝新得町 塚田農場」というお店に入った。
北海道グルメを味わえるお店らしい。
かわいいお店のお姉さんが「本日の突き出しは、アルプスの少女ハイジでも作っていたチーズを乗せたパンです」と教えてくれた。
見ればお店の中央に、大きな丸いチーズがある。
あれを削ってくれるらしい。

おお! ハイジのパンだ。
胸が高鳴った。長年の夢が叶うのだ。

で、運ばれてきたパンは……うん、おいしかった。
でも、なんだろ?
ちょっと違うかな?
こんなにおいしくちゃいけない気がするんだ。
パンはもっと堅くて、ぼそぼそしてるんじゃないか。
多分何を食べても想像とは違うんだろうな。
「これだ!」なんてのは思わないんだろうな。


昔、甥っ子に「チビ黒サンボ」の本を買ってやったら、
姉から「あの本を読むたびにホットケーキを焼かされる」と言われた。
トラがぐるぐる回ってバターになってしまうくだりは
よく考えるとおかしいのに、
なぜかものすごくおいしいバターを想像してしまう。
その後、サンボの食べているホットケーキは、極上の食べ物に見えるから不思議だ。

私が、あと、食べてみたいのは「ぐりとぐら」のカステラかな。

とっておきのはいく

村上しいこ「とっておきのはいく」を読んだ。
totteku
以前出た「とっておきの詩」の新バージョンという感じ。
つよしのクラスでは俳句をつくることになる。
そこで、いろんなことを五・七・五で表してみる。
でも気がつくと、みんなの欠点ばかり、おもしろおかしく書いてしまう。
そうじゃなくって、みんなが楽しくなるようなものを書きたいな、とつよしは考える。

おもしろかったけど、「とっておきの詩」ほどのインパクトはなかった。
それに、どれも「はいく」じゃないし。
季語を入れないのは、俳句じゃない。
多分題名に「俳句」という言葉をどうしてもいれたかったのだろうけど。

私が勤めていた学校では、
しょっちゅう子供たちに「五・七・五」を書かせていたが、
「俳句」とは言っていなかった。
「俳句は、季節の言葉をいれないといけないから、五・七・五にするね」と言ってたし
時々は「今日は、俳句だから、季節の言葉を入れて」と言ってた。

四年生を持ったときに「なりきり五・七・五」を書かせたことがある。
自分以外の何かになりきって、書くのだ。
回転寿司のお寿司になりきって「ぼくとって! 早くしないと 目が回る」と書く子やら
かかとを押しつぶされた上靴になって書く子やら
飼い犬の気持ちになって書く子やらいて、
ものすごく楽しい五・七・五ができた。
また、授業参観の日は、親子でそれぞれ作ってもらって、黒板に貼った。
「お母さん 今日はなんだか お上品」(子)
「何を言う いつも私は お上品」(母)みたいな感じで。
「先生も書かなくちゃ、ずるい!」と言われて、私も書いたな。

「親も子も よそ行きの顔 参観日」

ポケネコ8の紹介

2月26日の赤旗日曜版に、
ポケネコ8「影だけのねこの秘密」の紹介が掲載された。
akahatashoukai
おそらく漫画版ポケネコの担当をしていてくださったHさんのご配慮だと思う。
ありがとうございます。

昨年まで「ポケネコにゃんころりん」の漫画版が連載されていたところには
今は山本おさむさんの「今日もいい天気」が連載されている。
山本おさむといえば「遥かなる甲子園」という素晴らしい漫画を描かれていた方だ。
今回の漫画は、福島に住んでいる作者自身の生活をコミカルに描いている。
ちょっと読んでみたいなという方は、こちらへ

編集作業

同人誌「ももたろう」の編集作業のため、新宿へ。

ももたろうの集まりで新宿に集合することは結構多い。
地図を見ないでもいけるお店もあるにはあるのだが、
地下に入ったり、どこかで曲がったり、戻ったりしていると
あっという間に自分がどこにいるのかわからなくなる。

今日は、編集作業の後、4月に行う集まりの会場選びに行ったのだが
新宿駅近辺をくるくる回っていたので
どこをどう行ったのかさっぱりわからない。
私一人では、絶対に行けない。ま、断言する必要もないのだけどね。

お店の看板を探しながら、新宿の繁華街を歩いた。
高いビルの上の、もっと上に空がある。
空が遠い。
こちらに帰ってくると、空の高さが全然違う。
二階建ての家の屋根のすぐ上に空がある。
手を伸ばせば、もう指の先に空がある気がする。
星も月も、近い。
なんだか不思議だな。

来月は東京に行く予定は入っていないので
次回は、4月27日かな。

髪を切った

突然髪が切りたくなった。
切りたくなると、どうしても切りたい。
今すぐ切りたい。
ということで美容院に行った。

ここ数年、ずっとロングで、胸のあたりまで伸ばしてた。
気合いとしては剛力彩芽くらい短くしたかったのだが
自分の容姿と照らし合わせると
あそこまで顔が丸出しになる髪型はできない。
長い髪というのは、うまいこと顔が隠せるのだ。
短い髪は、美しい顔立ちの人しか似合わない。

だが、切りたい。

美容師さんに「本日のテーマは、切るです」と告げると
「承知しました」…とは言わなかったが
「じゃあ、切りましょう」とざくざく切ってくれた。
20センチくらい。
肩くらいまでの長さになった。
頭が軽くなった。

夜、帰宅した夫は、私の顔を見て、
「切ったんだよね?」疑問符付き。
20センチも切ったんだ。
疑問符付きではなく、言い切れ!
「20センチも切ったのに!」と憤慨して言うと
「あんまり変わってないように見える」
なんだとっ!全然違うじゃないか!

夫というものは、なぜこんなに妻の髪型に無頓着なんだろう。
私は、夫が床屋さんで1センチくらい髪を切っただけでちゃんと気づいてあげるのに。

夫に「おお、髪型変わったじゃん」と言わせるためには
スキンヘッドにするしかないのかもしれない。

さて、
明日は、今月2回目の東京行き。
同人誌「ももたろう」の編集作業をするのだ。
お昼ご飯は、新宿サザンタワーの「響」。
おいしくご飯を食べてから、作業にかかる予定。

疾走

重松清の「疾走」を読んだ。
sissou
表紙の絵も怖いが、中身も怖かった。
重松清の話は、いつだって辛い。
最後には必ず希望の光が見えるから読むのだけど、今回のラスト、希望の光といえば、希望だけど、結末の悲惨さから考えると、あれでは救われない、私は。

古びた海辺の町に住むシュウジ。頭のいい兄と大工の父、母と暮らしている。
町には昔からある海沿いの町「浜」と干拓地「沖」の二つがあり、シュウジたちのすむ「浜」のものは「沖」を差別している。
家で一番偉いのは兄のシュウイチ。高校に入学するまでは町一番の秀才で、自慢の息子だった。しかし有名進学校に入った頃から心を壊し始める。そのあたりから、一家の転落が始まる。シュウイチが起こした事件がきっかけで、一家は、町中の人間から、ひどい仕打ちを受けることになる。やがて、父親が失踪し、母親もいなくなる。
でも、シュウジの不幸は、こんなものでは終わらない。
もっともっと凄惨な事態へと話は進んでいく。

結構長い話だったこともあるのだけど
読み終えるまでに4日もかかってしまった。
苦しくて、読み続けられないのだ。
おまけに、夜、夢を見るのだ。
私は、昔から、テレビやお話でインパクトの強いものを見ると、
必ず、それに関連した夢を見てしまうのだ。
3晩、うなされてしまった。
起きると、汗びっしょりになっていて驚いた。
まあ、ここ数日暖かかったこともあるとは思うけど。

もう重松清はやめよう。
読み終えて決心した。
うまい作家で、いいお話を書くけど、
私は、耐えられそうにない。
そうなんだ。昔「ナイフ」を読んだときもそう思って
何年も読まなかったんだ、重松清。

また、何年かしたら読むかもしれないけど。
とりあえず、しばらく、やめとく。

 

抜けない……

朝、洗い物をしているときだ。
ふと気づいたら、マグカップに湯飲み茶碗がすっぽりおさまってる。
抜こうとたら、一瞬、かくっと動いた後
固定されたかのように動かなくなった。

ありゃりゃりゃりゃ……

思い切り力を込めてひねっても
押しても引いてもぴくりともしない。

ふふ、これは、頭を使った方がいいね。
いきなりコナンモードに突入した私は、
「これは、熱による膨張を利用すべきだね」とひらめいた。
とりあえず、あっためたら、マグカップが膨張するはずだ。
でも、全部をあたためたら中の湯飲みも膨張するはずだから、
中は冷やした方がいい。

で、考えたのが、これ。
yunomisakusen
深いなべにお湯を沸かし、中の湯のみには氷水を。
ふっふっふ。
頭いいな、私。
頭の中に「膨張率」とか「熱伝導」とか、使ったこともない言葉が次々浮かぶ。
使ったことがないから、イマイチ使い方がわからないけど。

なのに、なのに、なのに、抜けないじゃんー!!

くっそー。
そうだこういうときはネットで調べるんだ!
調べたらあった。
私のやった「お湯&氷水が」いちばん多かった。
そのほか、「眼鏡屋さんの超音波の機械に入れてもらう」
「自動車修理工場か、ガソリンスタンドにエアーガンを借りて、グラスの重なってる所に、エアーを吹き込む」
などあったが、
そんなところに、マグカップ合体湯のみを持っていく勇気はない。

取れない。
とにかく取れない。

湯飲みは、息子その1の湯飲みだ。
いっそのこと、このままお茶を入れて出してしまおうか。
haiocha
「はい、お茶ですよ」

どうでしょう。

やる気スイッチ

今日は、朝からいい天気だ。
シーツを洗い、布団を干す。
家中の窓を開けて掃除機をかける。

不思議だ。
天気がいいと言うだけで、いろんなことがほいほいできる。

うつ病の人は、日光を浴びるといいと聞いたことがある。
お日様の光には、人を前向きにさせる何かがあるのだろうか。
「やる気スイッチ」を押す力があるのかな。

一通りの家事をこなしても、まだパワーがあったので
犬の息子たちを散髪し、シャンプーをした。
1匹に約1時間かかる。2匹で2時間。
9時から始めて11時。
さすがに力尽きた。

ところが、私とは反対に、犬たちは、シャンプーをしてドライヤーをかけると
なぜかハイテンションになる。
先にモカをやって、次にルウをやるのだが
モカは、ルウがシャンプーをしているあたりからテンションがあがり始める。
お風呂の外で「キューンキューン」とうるさく鳴いている。
そして、ルウが外に出てくるやいなや
2匹で、家中走り回るのだ。
ソファの上のクッションは、すべておとし
座布団に、がりがりと穴掘りをし(やめてくれー!破れるー!)
無実のぬいぐるみを振り回し、
悪事の限りをつくす。
どうもシャンプーしているうちに「やる気スイッチ」を押しているらしい。

しかし、犬のやる気は、なんの役にも立たない。


昨日から、なぜか左のまぶたが腫れている。
寝たら治るかと思ったが、さらに腫れている。
微妙にかゆい気がする。
なんだろう?
花粉症? うっそー!
プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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