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女子会

女子会なんていったら笑われそうだが
以前の職場の仲間たちと女子会をした。

仲間といっても、うんと先輩の方もいて、「仲間扱い」するのは失礼なのかもしれないが、学校関係の人々だ。
集まって話すことは、学校の話だ。
休みを取って集まってるのに、話題は学校のことばかり。
「いじめ」とか「体罰」とか「教員の資質」とかいろいろやり玉にあげられる事が多いけど
多くの先生は、本当に頑張っている。
どれだけ残業しても残業代がでるわけでもなく
一生懸命子どものためにつくしても当たり前とおもわれ
ちょっと厳しい口調で叱れば、保護者に文句を言われ
それでも、文句を言わず頑張っている。

中学校の先生なんて、土、日、部活の大会に役員(係)としてでかけても
一日500円しかもらえないらしい。
日給500円。しかも交通費なし。
会場によっては駐車場代がいるのに、それももらえない。
高速道路に乗ったりすると、完璧に赤字だ。
そんなことより、休日が当たり前のように消えてしまうことは痛手だ。
どこで体を休めればいいのだろう。

でも、みんな、子どもが好きだから
自分で選んだ仕事だから頑張るのだ。

えらいよなあ。

もう教員をやめたから、大声で言える。
先生たちは頑張ってるよ。
もちろん、すべてじゃないけど。頑張ってない人も、なにか勘違いしている人もいるけど、でも多くの先生は、ものすごく頑張ってるんだよ。


みんなが、頑張っている話を聞くと、ホントは、少し戻りたくなる。
戻らないけどね。
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さがしています

アーサー・ビナード作 岡倉禎志写真「さがしています」(童心社)を読んだ。
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表紙写真:「鍵束」寄贈者・中村明夫(広島平和記念資料館所蔵)

語り部は、原爆をうけたモノたち。
真っ黒なおべんとう、時を止めた時計、いびつに歪んだビー玉、石の階段のかげなど。
みんな、さがしているのだ。
「いただきます」の言葉を。「おはよう」のあとの「こんにちは」を。遊んでくれるはずだった男の子を。座ってくれていた人の温もりを。

原爆資料館に収蔵する14点のモノの写真が、
それぞれの持ち主との別れのエピソードを語る。
あの日から、自分がずっと探し続けているものは何か、失ったものは何か。

作者は、アメリカ人の詩人。
何度も資料館をたずね、そのモノたちの声なき声を聞いたり、持ち主の暮らしを見たりしたのだという。
それを通訳のように、綴ったのだそうだ。

原爆をテーマとしているが、恐ろしいものは、なにも出てこない。
ただ、モノたちは静かに語っている。

以前、「原爆のテレビを見て以来、怖くてたまらなくなった。原爆の話は苦手」という手紙をくれた、ポケネコ読者のAちゃん。
これなら、きっと怖がらないで、静かな気持ちで原爆と向かい合えるよ、と教えてあげたい。
 

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ジャンル : 本・雑誌

よるの美容院

市川朔久子「よるの美容院」(講談社)を読んだ。
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友達の交通事故をきっかけに、緘黙になってしまったまゆこは、「ひるま美容院」に預けられる。
月曜日の夜になると、ナオコ先生は、まゆこの髪を店のシャンプー台で洗ってくれる。
ナオコ先生やお店のサワちゃんやサワちゃんの弟、近所の人たちのあたたかい心に触れて、まゆこは少しずつ言葉を取り戻していく。

第52回講談社児童文学新人賞受賞作品

心が傷ついた子どもをどこかに預けるのがはやってるのかな。
この前読んだ「トモ」はおじいちゃんちだったけど、今回のは、どう読み込んでいっても赤の他人?
どうしてここに預けたのかの経緯ははっきりしない。
でも、まあ、こういう人に預かってもらえたら、癒されるのかも。

うちは、美容院をやっていたので、いろいろな描写はとてもよくわかった。
しかも、この「ひるま美容院」は、かなり旧式の美容院で、まさしくうちのお店そのものだ。
頭部だけのマネキンも、うちにもあった。

髪を洗ってもらう場面では、母の指先を思い出した。
母も、ときおり、「髪の毛洗ってあげる」と声をかけてくれた。
母に洗ってもらうと、髪は、ほんとうにふんわりしたものだ。

とても丹念に書かれた物語だと思った。
はやりのYAではなく、きちんとした児童文学だな。

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ひまわり畑

夫と南知多の「花ひろば」というところにいってきた。
ここは、観光農園で、1年中花が楽しめる。いちご狩りやメロン狩りもできる。
なにしろ広い。
今は、ひまわりが見頃だ。

平日なのに、お客さんは結構いて、そのほとんどがカップル。
「ひまわり、チョーきれい。夏の思い出ができたね」
なあんて言ってるカップルを見ながら、もくもくと歩く私たち。
だって、暑いんだもん。
入り口から、ひまわり畑までちょっと歩くのだが、全く日陰がないので
じりじり、じりじり焦げていく…。

ひまわりは背が高いので、畑の横を歩いているときは、なんにも楽しくない。
ちゃんと花の向きに会わせて、ひまわり畑の前にいくつか台がある。
朝礼台みたいなヤツだ。
そこに乗ると、
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目の前がひまわり一色になる。
実物はもっときれい。
写真がうまく撮れなかった。
風が吹くと、一斉に揺れる。それもすごい。

やっぱり、夏はひまわりを見に来なきゃ。

別に花好きな夫婦ってわけじゃないけど、
毎年、見に行く花がある。

春は、近所の幼稚園の桜。
私が子どもの頃から園舎も変わっていないような古い小さな幼稚園。
お庭いっぱいに桜が咲くのだ。
日曜日、子どものいないときに、こっそりビールを持って見に行く。
遊具に座ってビールを飲んで、花を見るのが好きなんだ。

夏は、ここのひまわり。
たくさん畑があって、少しずつ時期をずらしているので
ずいぶん長い間、見られる。
ひまわり畑の上の空も好き。

秋は、南吉記念館の彼岸花。
ここ数年は、観光客が増えて、いつも混雑しているけど。
地面が真っ赤に盛り上がるよう咲く。

たまに夫が、出張の帰りなどに一面のコスモス畑など見つけると、連れていってくれる。
それもうれしい。

冬は雪の花…と言いたいところなのだが
夫は「寒いときに寒いところに行くヤツの気がしれん」という信念を持っているので
スキーなどには行きたがらない。
地元で、じっと雪が舞い落ちてくるのを待つしかない。


今年もひまわりを見たから、夏終了だな。

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読者からのお手紙

結構頻繁に読者からお手紙をもらう。
出版社に送られてくる愛読者カードに、私は全部返事を書くから、そこからなんとなくやりとりが始まってしまうからだ。
もはやファンレターでも何でもなく、文通相手になっているので
「悦子先生の好きなキムタクのドラマが始まるみたいですね」みたいな会話が交わされたりする。

家に来る手紙は、中学生からのものが一番多い。
ポケネコが始まってから5年になるので、その頃から読んでくれている子は、もう中学生、高校生になっているのだ。
中学校に入っても「ポケネコを買っています」と言ってくれる。
今日来たお手紙は、「ポケネコ、終わるんですねえ」としみじみした感じで書いてあった。
「1巻から、ずっと買い続けてきて、とうとう終わるんですねえ」って。
「でも、今お小遣いがピンチなので、10巻は、もう少し待ってください」
こういうお手紙をいただくたび、読者にも支えられてきたんだなあと思う。
中学生や高校生になっても「ポケネコは、買わなくっちゃ」と新刊が出るたび、お小遣いをやりくりして買ってくれた子たちがいるから、10巻まで続けられたんだと思う。

みんな、ありがとうね。

ポケネコを出すまで、こんなふうに頻繁に読者とやりとりする事なんてなかった。

招き猫にゃんころりんは、わたしにたくさんのものを招いてくれたんだな。


このブログを読んでくださってる読者の方、童心社に愛読者カード、もしくははがきを送っていただいたら、必ずお返事しますので、よかったら、お手紙くださいね。

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10巻見本

ポケネコにゃんころりん10巻「さよならをするために」の見本ができてきた。
10kanomote      10kanusiro
帯の言葉がすごくよくて、帯を読んだだけでじんときてしまった。

昨日、編集のHさんから電話があって、今日届くことはわかっていたのだけど
実物を目にしたら、すごく胸がいっぱいになってしまった。

終わったんだなあ。

ホントに10巻まで来たんだなあ。
夢みたいな話だなあ。
シリーズもので10巻までこれたなんて。
Hさんと出会えたおかげだなあ。

5冊の見本のうち、1冊は、まずお仏壇に。
「新しい本が出たよ」と見守ってくれてる母や父や長男に報告する。
がんばったね、って言ってくれるかな。

「ポケネコにゃんころりん10巻 さよならをするために」9月1日発売です。
みなさま、よろしくお願いします。

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深海魚チルドレン

河合二湖「深海魚チルドレン」(講談社)を読んだ。
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中学に入学して数ヶ月。私、真帆は、孤独な戦いを続けていた。頻繁に訪れる尿意。50分の授業時間がもたない。母に相談しても「気のせい」の一言で相手にしてもらえない。暴走する膀胱のせいばかりでもないのだろうが、友達ともうまくいかない。そんなとき、真帆は「深海」という喫茶店を見つける。

居心地の良さを感じる場所は、人それぞれだ。
明るく風通しのいい場所を「居心地がいい」と感じるものもいれば、
海の底のように、暗くて静かな場所を心地よく感じるものもある。
主人公、真帆は「深海」を好むタイプなのだ。

中学生の頃、この本を読んだら、泣いてしまったかもしれない。

中学時代って、誰もが、自分の居場所を探しているような気がする。
誰もが、自分だけが異端者で、自分だけが、この世界では生きていきにくいものだと考えているんじゃないだろうか。
主人公真帆は、いつも孤独を抱えている少女であるけど、それって、多分、みんなそうなんだ。
中学生の女の子は、誰もが孤独なのだ。
自分以外の子は、とても世渡りが上手で、明るく元気に生きていると思いこんでいる。
私もそうだった。
友達とはしゃいでるときだって、「ホントの自分じゃない」と思ってた。
そんな、自分の中学時代を思い出しながら読んだ。


このところ、一日中、本を読んでいる。
本のお供は、昼間はアイス。夜はビールだ。ふう、極楽極楽。

だけど、そういうときも、ずっと心に引っかかってる。
読んでるばっかりじゃなくて、書かなきゃ。
夏休みの宿題が終わっていない子どものような気分だ。

蝉の声が、いつのまにかアブラゼミからヒグラシに変わっている。
早く宿題やらなきゃ。

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魂を追う者たち

廣嶋玲子「魂を追う者たち」(講談社)を読んだ。
tamasiiwooumonotachi
「牙の民」の少女ディンカは、双子の妹セゼナと暮らしている。セゼナは、村の呪術師によって、死んだ人の魂に体をあけわたす「虚人」にされていた。ある日、死んだものの魂を宿らせる儀式に失敗し、セゼナの魂は何者かに奪われてしまう。ディンカは、幼なじみのギバ、魂のない「贄」として村につれてこられたリークとともに、セゼナの魂を追う旅に出る。

読み終えてからしばらく、物語の世界から戻ってこられなかった。
ディンカやリークとともに、長い旅を終えた、そんな気分だった。
足下から熱がたち上ってくる熱い大地の上に立っているような錯覚に陥っていた。

描写がうまいのだ。
大平原も、灼熱の砂漠も、灰にまみえる炎の原も、ありありと目にうかんでくる。
また、そこに生きる動物や虫も、リアルだ。
だから、主人公の目線で、いっしょに旅をしているような気持ちになるのだ。

登場人物も、それぞれ、ものすごく魅力的だ。
特に主人公のディンカは、際だっている。
でも、リークも捨てがたいな。
ああ、だけど、ギバも…。それに妹のセゼナのいじらしさったら。

うん。
ほんとに、おもしろかった。
一気に読んで、すぐもう一度読みたくなった。

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原画

うちの2階は、大変暑い。
ということで、最近は用がない限り2階には行かない。
寝るときも2階の寝室ではなく、1階の和室で寝ている。

でも、掃除くらいはしなきゃと2階に行って、ふとベッドの向かい側の壁が、目に入った。
ここには、イラストレーターさんからいただいた原画が飾ってある、

ojiichan
「おじいちゃんの結婚」というお話に村上勉さんが描いてくださったイラスト。
kajibabaasobo
「ぼくとカジババのめだまやき戦争」の中表紙のイラストは、ひらのてつおさんからいただいた。その横の宮本忠夫さんからいただいたのは「いっしょに遊ぼ バームスブリンカル!」の表紙。
それからzouひらのさんにもらったセル画。

朝、一番に目に入る場所だ。
これらの絵を見るたび、「書かなきゃ」と思う。

なかでも村上先生の絵は、一番、ぴりっとなる。
このお話は「鬼ヶ島通信」という同人誌の「ももたろうコーナー」に入選したとき、描いていただいたものだ。
あのころ、村上先生が、怖かった。でも、たくさん優しい言葉もかけていただいた。
まだ、スタート地点にようやくたどり着いた頃いただいた絵。

1,2kan
原画じゃないけど、沢音さんの絵も何枚か持っている。
これは、担当の編集者さんが送ってくれたもので、ラミネートしてある。kazu,yu
こんなのも。
8kanこっちは、8巻の表紙。

以前、学校に勤めていたときは、「読書週間」などの際、「原画展」と銘打って、図書室に展示していた。
沢音さんの絵は「ちょうだい」という子が多くて、「あげません」と冷たく言っていた。

イラストってすごいなと思う。
作家がたくさんの言葉を使って表現するものを、さっと一枚の絵で表してしまう。
自分自身絵を描くのは好きで、「国語の先生」になるか「美術の先生」になるか迷ったくらいだけど、
もう、ぜんっぜん違う。根本的に違う。
プロの絵は、違うのだ。

絵を見ると、その作品を書いたときの自分の心持ちを思い出す。
本が出た時のうれしさも。

暑さにだらけた気持ちが、少しだけぴんとなった。


ポケネコにゃんころりん1巻が、7版まできた。
ちょっとずつではあるけど、ちゃんと売れてるんだなあ。うれしい。

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また……

午前中、曇ってたから「このすきに」と芝刈りをした。
芝刈り機ではかりにくいところを、ヘッジトリマ
hejitorima
こういうやつ
でやると、簡単に刈れることに気づき、いい気になってかっていたら、
切った。
kitta
コードを。

2回目。

夫が帰ってきたら、また告白して直してもらわねば。

あ~、また、ぶつぶつ言うだろうなあ

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プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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