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妖怪の日本地図

千葉幹夫・粕谷亮美「妖怪の日本地図1」(大月書店)を読んだ。
youkai1
日本全国の妖怪を紹介するシリーズの第1弾。北海道・東北の妖怪が描かれている。
東北といえば、妖怪のメッカ。
おなじみのザシキワラシ、カッパ、アマンジャクなどのほか、たくさんの妖怪が紹介されている。
一番、面白いと思ったのは「遠野妖怪マップ」
地図と妖怪にまつわる建物や史跡の写真が載っている。
カッパのように頭にお皿を乗せた狛犬があるらしい。見てみた~い。

著者の千葉幹夫氏、妖怪師匠と私たちは呼んでいる。
妖怪については、何しろ詳しい。
妖怪と親戚なんじゃないかと疑いたくなるほどだ。
もう一人の作者粕谷さんは、同人誌「ももたろう」の編集でお世話になっている方だ。

このシリーズ現在3巻まで出ていて、4巻は1月、5巻は2月、6巻が3月に出る予定だそうだ。

表紙をめくった裏には、日本地図と各県の妖怪の名前が載っている。
れぞれ何巻に載っているかも書かれている。
愛知県の妖怪は何かな?と見てみると、「オトラギツネ」とか「モウジャブネ」とか8種類の妖怪の名が書かれている。これは、見なくちゃ。
ええと、愛知県は3巻だな。



あと1時間ほどで今年も終わり。
みなさま、今年もお世話になりました。
どうぞ、来年もよろしくお願いします。
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つるかめ助産院

小川糸「つるかめ助産院」(集英社)を読んだ。
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わたし、小野寺まりあは、夫に失踪されてしまう。夫を待つだけの毎日に疲れ、ふらふらと、恋人時代に二人できた南の離れ小島まで行ってしまう。もちろん都合よくそこに夫がいるはずもなく、途方に暮れているとき、つるかめ助産院の亀子先生に声をかけられる。自分でも気づいていなかったのだが、まりあは、妊娠していたのだ。一度は、舟に乗って本土に帰ろうとするまりあだが、亀子先生からの手紙を読み、もう一度島に帰って、そこで子供を産む決心をする。

読んでいて、終始気持ちがよかった。
自分が妊婦だったときのことを思い出し、いつの間にか、今も妊婦のような気持ちで読み進めていた。
まりあは、ずっと自分が一番不幸な気持ちでいるのだが、島の暮らしの中で、そうではないことに気づいていく。その過程に無理がなく、ああそうだな、そうだなと、私までがうなずいていた。
島の自然の描写、食べ物の描写、島の人たちの描写。どれもが心地よかった。

「小川糸は、甘ったるいことばかり書いている」という書評を読んだことがある。
確かに甘い、とは思う。
けっこう都合よく話は進むし。
「食堂かたつむり」のときも、甘いとは思った。
でも、この甘さが心地よいのだ。
私は、好き。

このお話、ドラマになってるらしいので、またDVD探してみようかな。


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お墓参り

うちは、毎月、月の終わりにお墓参りに行く。
長男が亡くなってから、もう20年以上、欠かしたことはない。
もちろん、父や母や祖父母のお墓もお参りする。

今日お墓にいったら、すごく混んでいた。
駐車場はいっぱい。
お花屋さんも、お客さんが並んでいる。
普段は、がらがらの花屋さんだから、大変そうだった。
みんな、年の終わりにちゃんとお墓参りに来るのだな。
お年寄りばかりじゃなくて、
若い子もいるし、子どももいる。
みんなでお墓参りなんだ。

こういう光景を見ると、田舎に住んでいてよかったなと思う。
「年末は、お墓に行かなくちゃ」という発想は、都会ではなかなか生まれないだろうと思うからだ。
新しい年を迎えるとき、未来のことを考えるだけじゃなくて
自分の今を作ってくれた人たちのことを振り返る気持ちをもてることは幸せだ。


昨日から「つるかめ助産院」(小川糸)を読んでいる。
まだ、途中だけど、なかなかいい。

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お正月かざり

大掃除もろくにしていないけど、お正月かざりを飾った。
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我が家では、今までお正月かざり(しめ飾りとか鏡餅とか)は、大晦日に飾っていた。
子どもの頃そうだったので、そんなものだと思ってた。
でも、いろいろ調べたら、それは間違っていることが判明した。

お正月かざりは、12月の28日までに飾るものらしい。
29日は、苦につながるからダメで、31日は、一夜かざりになるのでよくないらしい。
じゃあ、30日でいいんじゃないかとも思うけど
まあ、28日まで飾りなさいとのことだから、飾るか、と飾った。

鏡餅は、昔は、お米やさんが配達してくれてた。
お正月に食べる四角いおもちが、まだ切っていない大きな形状で配達されてきて、
それといっしょにまだ柔らかい鏡餅も届いた。
それを玄関や居間、台所や母のやってた美容院などに飾った。

現在わがやの鏡餅は、鏡餅がたのプラスチックのケースの中に、角餅が入っているという偽物の鏡餅だ。
しめ飾りも、しめ飾りじゃなくてリースだし。

こんな嘘っぽいものならいっそやめてしまえとも思うけど
お正月が近づくと、やっぱり飾りたくなるんだな。
これが「日本人の血」というものか!
なんちゃって。

お正月って、やっぱり特別な気がする。
日本人はクリスマスよりお正月だよ、やっぱ。


お正月には海外に行く…なんていう人もいるけど
私は、近所の神社にいって、お守りをもらい、
家でエンドレスで続くつまんないお笑い番組を見て
年賀状をゆっくり見て、
お腹がすいたらおせちをつまんで、という地味なお正月が好き。

なんにも予定はないけど、楽しみにしてるんだ、お正月。

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さすらい猫ノアの伝説

重松清「さすらい猫ノアの伝説」(講談社)を読んだ。
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健太のクラスの担任のヤマちゃん先生は、5月の連休に北海道にスキーをしにいって足を骨折。代理の先生が来るまで、副校長の田中先生や学年主任の石川先生が授業をしていてくれる。そんなある日、一匹の黒猫が学校にやってくる。しかも、いきなり授業中こっそり教室に入り込み、健太のひざにすわったのだ。猫が首に巻いていた風呂敷には手紙が入っていた。その手紙によると、このねこはさすらい猫ノアで、いろいろな学校を渡り歩いているらしい。ノアのきた教室は、なにか大切なものを忘れていて、それを思い出させてくれるのだという。
でも、健太は、忘れているものなんておもいあたらない。
翌日、代理の先生がやってくる。小さな声で頼りない、泣き虫の先生だった。

重松清は、ここ数ヶ月封印していた。
読むとうなされるから。
でも、子ども向きの本ならきっと大丈夫と思い読んでみた。
陰湿ないじめのシーンもなく、爽やかな作品だった。


猫のノアは、人間の言葉でしゃべるわけではなく、さりげなく導いてくれる。
「三毛猫ホームズ」みたいな感じ。
結果的には、ノアのおかげでめでたしめでたしではなく、子供たちが自分で道を切り開いていく。
さすが重松清。
そつがない。

うちの学校にもノアがきてくれたらいいなあと、子供たちはきっと考えるはずだ。

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少年NPO 「WAN PEACE」

今西乃子「少年NPO WAN PEACE ぼくたちが犬を殺さなくちゃならない日」(新日本出版社)を読んだ。
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現在、日本では狂犬病の犬はいないといわれている。
でも、この話の中では タイから違法な手段を使って空輸されてきた飼い犬が、実は狂犬病に罹患しているという恐ろしい設定で始まる。狂犬病を発症した犬は飼い主をかみ、いっしょに暮らしていた猫をかみ、運ばれた病院の獣医さんにまでかみつく。犬が死んだ後、猫も悲惨な姿で死に、飼い主も、獣医師も亡くなってしまう。やがて、獣医師の死因が狂犬病であると言うことが発覚し、「日本に狂犬病が上陸した」とマスコミが騒ぎ出す。狂犬病の予防接種を受けさせていない飼い主たちが、もしものことを考えて自分の犬を病院に持ち込み、安楽死させてくれと言い始める。

うちは、狂犬病の予防接種は、毎年欠かさず受けている。
それは当たり前のことだと思ってたし、義務だと思っていたのだが
実際には、受けていない人がいるらしい。
びっくりだ。
でも、私も「日本には狂犬病はないのだから、ワクチンいらないんじゃないの?」と思ったことはある。
もしものことを考えて打つのだけど。

狂犬病は、犬だけでなく、猫など他の動物にもうつるらしい。人間に感染し、発症すると、100%死に至るのだそうだ。(ただし、発症する前にワクチンを打てば大丈夫)飼われている犬は行動範囲は狭いけど、猫は自由だ。とくに捨て猫が感染したら、恐ろしい勢いで広がってしまうだろう。恐ろしい話だ。

そういうことって、普段考えたことがなかったので
このお話、とっても興味深く読むことができた。

ただ…この子たち、発言が大人すぎるというか、頭がよすぎるのだ。
簡単に「NPO法人を設立しよう」とか言うし、実際作っちゃうし
保健所や専門家が探れなかった感染ルートを見つけちゃうし
大人を理路整然と説得するし。

絵がかわいいから、油断してたけど、賢すぎ。

だけどペットブームの今だからこそ、この物語、読む価値があると思う。
生き物を飼うということは、命を預かること。
それは、責任と義務を負う。
生き物を愛するというのはそういうことなのだ。

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ボランティアセンター

外国人の子供たちに日本語を教えるボランティアセンターに行ってきた。
友人(元同僚の教員)が、そこでボランティアをしていて、
5年前に教えた子が通っていることがわかったからだ。
彼女が、私に会いたがっていると聞いて、一刻も早く訪ねたいと思っていた。
彼女は、今高校2年。昼間は働いて、夜に学校に行っている。
大学に行きたいのだそうだ。

5年ぶりにあった教え子は、ものすごく日本語がうまくなっていた。
私が教えたときは、まったく話せなかったのがうそのようだ。
あのころ、思っていたけど言葉にできなかったことを、いろいろ話してくれた。
そして、不思議なことに、私が言ったことや思いはちゃ~んと伝わっていた。

彼女と話した後、フィリピンの男の子の作文の勉強のサポートをした。
高校を受験するとき、作文を書かなくてはいけないらしい。
それで、作文を書く練習をしているのだ。
彼は、日本語は話すことはできるが、自分の意見をまとめ、短い時間に書くことが大変なようだった。
それは、日本人だって難しい作業だ。
外国からきた子が同じ土俵で戦うのは、大変だろうなと思った。

そうそう、彼はフィリピンで「ワンピース」を見てたそうだ。
日本に来るまで、それが日本のアニメだなんて知らなかったらしい。
「ドラゴンボール」も「ポケモン」も見てたといっていた。
日本のアニメは、海外でも人気があるというのは事実のようだ。

作文の練習は、とっても大変そうだったので、また、手伝いに行かせてもらうことにした。


私が以前勤めていたのは碧南というところで、外国人労働者の多い地域だ。
家族で来る人たちが多いので、当然外国人の子どもも多い。
まったく日本語ができない状態で日本の学校に来る子もめずらしくない。
学校には、「国際教室」はあるものの、それだけでは補いきれないところもあるため
碧南市内には、外国人の子どもに日本語を教える活動をしている人たちがいるのだ。
もちろん、無償で。
ほとんどは、教員や元教員なのだけど。

そういうのって、知らなければ知らないで過ぎてしまう世界だけど、
外国人の子どものために力をかしている人たちがいることや
自分の置かれた状況を受け止め、夢に向かってまっすぐに努力する外国人の子供たちがいることは
知っておいてもいい話だよな、と思う。
多分。
知っておいて損はない。

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ホットジンジャー

ここ数日風邪っぽかった。
昨日、夕方犬の散歩に行った後、背筋がぞくぞくするのがおさまらず
お風呂に入っても、体があったまらない。
卵酒でも飲んで、ねちゃおうかと思ったのだが
ショウガで何か作ってみようかと思い立った。
で、作ってみた。ホットジンジャー。
小鍋にお湯をわかし、そこにショウガのしぼり汁(けっこうたくさん)とハチミツ(スプーン3ばいくらい)を入れて、仕上げに冷蔵庫にあったポッカレモンを小さじ一杯くらいいれて完成。
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これが、思いがけずよく効いた。
体がぽかぽかしてきた。
風邪の時にお薦め!


「はだしのゲン」の作者の中沢啓治さんが亡くなったそうだ。
「はだしのゲン」は、単行本だけで650万部もでており、18カ国で翻訳されているそうだ。
マンガとして読まれるだけなく、あちこちの小学校の学芸会でも演じられている。
私も6年を担当しているとき、やったことがある。
図書室にもいれていた。借りる子が多くてすぐにぼろぼろになってしまうため、何度も補修した。
中沢さんが亡くなっても、「はだしのゲン」は、ずっと子供たちに読み継がれていくだろう。
そこまで本を独り立ちさせるというのは、すごいことだ。

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着る毛布

イオンとかニトリとかユニクロとか
いろんなところで「着る毛布」を売っている。
暖かそうだけど、
あれ、着ると、だれでも「マツコデラックス化」すると思う。

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あたしンち18巻

けらえいこ「あたしンち」(メディアファクトリー)を読んだ。
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去年の今頃も似たようなこと書いてたな。
新聞連載だからペースはいつもいっしょ。
1年に1冊。
てことは、18年!すご~い。いつのまにそんなご長寿マンガになってたんだ。

新聞連載ということは、あの震災の時期も載せていたんだろうか。
今回、震災を思わせるマンガも入ってた。
こういうマンガは、その性質上、あんまり辛いことは描けない。
作者としては、いろいろ考えるところだったろうな。
最後のマンガに、少しだけ作者の思いが出てたな。

「あたしンち」は、いつもマンガだけじゃなく
マンガとマンガの合間のページに挟んである一コママンガとか人形がとってもおもしろい。
いつも楽しみにしている。
今回、最高だったのは「ブルース・ウィルス弁当」
マンガに出てきたヤツだけど、ちゃ~んと本物作ってある!
「あたしンち18巻」買った人、最後の最後のページにこそっと載ってるから、絶対見て!

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プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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