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吹屋小学校!

先週まで、NHKの朝ドラ「あまちゃん」を欠かさず見ていた。
朝ドラを見るのは、生まれて初めてだった。
一大ブームを起こした、このドラマ、
最後まで楽しく見ることができた。

で、次の「ごちそうさん」も見てみることにした。

タイトル通り、おいしそうな料理がたくさん出てくる。
子役の女の子もかわいい。

しかし、わたしの今日の一番は、子役の子の通ってた小学校。

吹屋小学校だ!

なんどもなんども写真や動画を見ているから間違いない。
絶対岡山県高梁市の吹屋小学校。

2011年、全国読書感想文コンクールで「がっこうカッパのイケノオイ」の感想文を書いてくれた男の子のいた小学校だ。
日本最古の木造建築の校舎。(吹屋小学校についてはこちら
講堂の床に木目の穴があいてて、したが見えるんだよね、確か。
感想文に書いてあった。
全校でたった7人しかいなくて、感想文を書いてくれた年を最後に廃校になった小学校だ。
校長先生も、お母さんも、もちろん感想文を書いてくれた男の子も
『すごくいい学校なんです』と誇らしげだったっけ。

思いがけず、吹屋小学校に再会できてうれしかった。
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テーマ : とりあえず書いとこ ~ф(゜゜)
ジャンル : 日記

伊藤ふきげん製作所

ほんとは、本なんぞ読んでいる場合ではなく
急いでやらないといけない仕事があるのだが
先日伊藤比呂美の本を読んだら
わたしの知らない20年間の伊藤家の変遷がどうも気になり
つい、図書館で借りてきてしまった。

で、仕事が終わったら読もうと思いながら
仕事の前に読んでしまった。
しかも2冊一気に。

まず一冊目
伊藤比呂美「伊藤ふきげん製作所」(毎日新聞社)
hukigen
思春期の長女カノコのことが中心に書かれている。
常に不機嫌で、気がついたら摂食障害になっていた。
拒食症からはじまり過食になって、吐く…という。
その時の母親伊藤比呂美のとった対策が
いかにも伊藤比呂美らしかったりする。
でも、この本ではカノコの大変さが主に書かれているが
この後次女サラ子もたいへんになるらしい。

けど、正直に言わせてもらえば
親は離婚するわ、
母親は、20才も年上の外国人(日本語の話せない)と結婚するわ
異国に連れてこられるわ
英語は話せないわ、学校にはなじめないわ、
そりゃあ、心も不安定になるだろう。
伊藤比呂美の人生の激流に巻き込まれたといっても過言ではない。

そして、知らないうち増えていたもう一人の娘、トメ(仮名らしい)の育児を綴った「おなかほっぺおしりトメ」(PHP研究所)
tome
トメはやっぱり新しい夫(イギリス人)との間の娘だった。
日本語と英語を自在に操るバイリンガルになるまでの
ごちゃごちゃした幼児期のことが書かれている。
なるほどねえ、こうやって英語と日本語の両方を習得するんだな、という感じだ。

2001年に小学校入学(6才)とあるから
今はもう、思春期は過ぎたころか。
トメは、大変じゃなかったのかな。

うちには娘はいないので
女の子の思春期の大変さは全くわからない。
自分のことは忘れたし。

だけど、こんなに大変なのってちょっと珍しいじゃないか。
けど、そういうものを泣きもせず、嘆きもせず
真っ向から立ち向かっていく伊藤比呂美は、さすがとしか言えない。

別に知り合いでも何でもないのに
伊藤家の歴史を確認し
ちょっと気がすんだ、わたし。

さ、仕事、しよ。

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犬心

伊藤比呂美「犬心」(文藝春秋)を読んだ。
inugokoro
詩人伊藤比呂美のエッセイ集。14才のジャーマンシェパードのタケとの日々を中心に、死を迎える父、子どもを産む娘、他のペットたちのことなどが書かれている。
きれい事が一切なく、「なんだ、これは」と思う人もきっといるだろう。
ああ、伊藤比呂美は、変わらず伊藤比呂美だと思った。

伊藤比呂美を知ったのは、20年以上前だ。
息子たちがまだ幼児だったとき、「プチタンファン」という子育て雑誌を熟読していた。
そこに育児エッセイを書いていたのが、伊藤比呂美だった。
「よいおっぱい、悪いおっぱい」
「おなか ほっぺ おしり」
「おなか ほっぺ おしり そしてふともも」
などのエッセイ集、全部買って読んだ。
(多分、まだ我が家の本棚にある)
子育てエッセイという分野がまだ、確立していない時代だった。
そしてこの人の書く文章は「エッセイ」という、さわやかな響きが不釣り合いなほど生々しかった。
もともとそういう作風の詩人なのだということは、後で知った。

今回「犬心」を読んで
作者が離婚し、ユダヤ系イギリス人の男性と再婚し、カリフォルニアに移住して
なんと子どもも一人増えているということを知った。
あのころ、幼児だったカノコは、母親になり
赤ん坊だったサラ子は、仕事をしている。
時間の流れを感じた。

それにしても「子育てエッセイ」でいつも登場していた
夫の「おーちゃん」は、どうしているのだろう。
全てを達観した、僧侶のような夫だった。
そんな人でなければ、伊藤比呂美とは暮らせないと思ったけど
今の夫は、全然ちがうタイプらしい。

思い出したら、また読みたくなった。
一時小説を書いていたが、最近はまたエッセイ集も出ているらしい。
(エッセイという言い方は、伊藤比呂美には、ほんとに似合わないけど)

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およぐひと

長谷川集平「およぐひと」(解放出版社)を読んだ。
oyoguhito
その人は、流れに逆らって泳いでいた。
「どうしてそんなことをしているんですか? あぶないですよ」
わたしは聞いた。
「うちがあっちなもので、はやくかえりたいのですよ」
その人は、どう言いながら消えていった。
赤ちゃんをだいて逃げていく女の人も、消えていった。

一ページ目から、津波の絵だ。
流される家、車、木、そして人。
3月11日を描いた絵本だ。

泳ぐ人や逃げる人、テレビにうつらなかったたくさんの人を私は見て
そして帰ってきた。

「あそこでなにがあったの?」と尋ねる娘に
わたしは、うまく答えることができない。
「ごめん、まだこたえることができない」


これって、真実だと思う。
答えられないよ、まだ。


震災の後、それをかいた物語をいくつか読んだけど
なんとなく違和感を感じていた。
それは、自分の中では震災は、まだ生々しいからだと思う。
だから、うまくまとめられたお話に違和感を感じたのだ。

鬼才長谷川集平はやっぱり少しちがう。

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オオカミがとぶひ

ミロコマチコ「オオカミがとぶひ」(イースト・プレス)を読んだ。
ookamigatobuhi
きょうはかぜがつよい
だってオオカミがかけまわっているから
とおくでカミナリがなっている
ああそうか、ゴリラがむねをたたいているんだ

ストーリーらしいストーリーはない

でも、迫力のある絵にくぎ付けにされてしまう。

けっこう大きめの版の絵本だけど、
もっともっと大きな版でよんでみたい。
畳くらいの大きさだったら、いいなあ。

この人、少し前に「情熱大陸」に出ていた。
絵本作家と言うより
芸術家だと思った。

でも、芸術を理解しない子どもにも
この本は好まれると思う。

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最後のおさんぽ

大島妙子「最後のおさんぽ」(講談社)を読んだ。
saigonoosanpo
わたしのかわいがっていた犬のヒラメが死んだ。
横で眠ってたら、死んだはずのヒラメが、元気な姿で現れた。
「おねがい。天国に行くのついてきて」
それで、天国まで送っていくことにした。
ヒラメとの最後のおさんぽ

天国への道は穏やかで、ヒラメも楽しそうで
好きな物を食べて
思い出を話して、
おでこにキスをして。



3回読んで3回泣いた。


最後は悲しい別れじゃなくて
明るいさよならだったけど

でも、かなしいよね。やっぱり。

勝手にうちのワンコたちを当てはめて泣けてきた。

大島さんもきっと犬を飼ってるんだな。

大島妙子さんは、10月にでることになっている「くつかくしたの、だあれ?」の絵を担当していただいている。
もし会うことがあったら、
「『最後のおさんぽ』読んで泣きました!」
って伝えたい。

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彼岸花

今年は、お彼岸に彼岸花が咲いた。

ここ数年、暑さのせいで彼岸花は遅れていた。
去年は10月に入ってからだった。
今年は,9月に入ったとき数日ぐっと気温が下がった。
その関係で、数年ぶりにお彼岸に咲いた。

今日、友人と新美南吉記念館の彼岸花を見てきた。
まだ、八分咲きといったところだが
場所によっては、満開のところもあった。
25higanbana1
25higanbana2

平日の午前中にもかかわらず
たくさんの人が来ていた。

今週末がピークかな?

時間があったら、もう一度来ようかな。

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長野ヒデ子講演会

新美南吉生誕100年の記念講演会として
絵本作家長野ヒデ子さんの講演会「南吉と私 絵本の力と紙芝居の力」が行われた。

長野さんは、「狐」「あめ玉」などの南吉作品の絵を描いてみえる。
長野さんの「狐」の絵はすごくいい。
kitune
amedama
私は子どもの頃から、「ごんぎつね」より「狐」の方が好きだったのだが
長野さんがこの作品を絵本にしたいといったとき
出版社では「狐」を知っている人はほとんどいなかったのだそうだ。

そう考えてみると
地元の人間は、やっぱり知らず知らずのうちに
南吉に詳しくなっているかもしれない。
そんな気はなかったのに
多分、南吉の作品は全部知っているものなあ。

「あめだま」を紙芝居にしたいと言ったとき
ある出版社では断られたそうだ。
この話、お侍さんが船の上で1個しかない飴を取り合ってケンカする子どもたちに
刀で、すぱっと飴を切ってくれるというオチがたのしい話だ。
しかし「刀を振りまわすような話は紙芝居にできない」と言われたのだそうだ。
へえ~と思うエピソードだった。

講演会のあと、となりの建物でおこなっていた「長野ヒデ子原画展」も見てきた。
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入念な取材を重ねた「狐」の風景は
半田の村の様子がありありと描かれていた。
おまつりの神社の隅に、南吉が座っていた。
ここは、本当に少年南吉がいつも座っていた場所だそうだ。
今も残るその場所。
きっと少年南吉のぬくもりが残っているにちがいない。

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セントレア

セントレア、というのは常滑にある国際空港。
正式名称は中部国際空港という。
が、このあたりではみんなセントレアといってるので
全国的に知られていると思っていたら、
先日、東京に住んでいる友人と話したら、ほとんど知られていないことが判明。
セントレアどころか中部国際空港の名前だって、あんまり知られている感じではなかった。

そうなんだあ。
まあ、よく考えればそうなのかもね。

わたしも夫も子どもたちも、結構セントレア好きで
用事もないのに,よく行く。
車で30分もかからないし。
飛行機を見たり、お店をのぞいたり、食事したり
何より、飛行場にいるだけでわくわくする。
デッキで飛行機が飛び立つのを見るのは楽しい。

で、今日も行った。夫と二人。
sentorea

今日は、南の国の物産展(?)とかいって
沖縄や九州の物産展をしてた。
ラジオの公開放送みたいなのもしてた。

そんなものを見つつ、
お店でおはぎとお茶を買い、テーブル席で食べてたら
にこにこして見ている女の人に気づいた。
女性二人。
ん? どこかで見覚えが。
6年前に受け持った女の子とそのお母さんだった。
「先生~。お久しぶりです」
あわてておはぎを飲み込んだ。

なんて奇遇。

わたしたちと同じで、別に用事はないけどセントレアに来たとのことだった。
よく来るんだそうだ。

飛行場好きな人って、意外にたくさんいるのかもしれないな。
旅に行かなくても,旅の気分を味わいたい人って、
結構いるのかもしれない。

そんな感想とは別に

どこで教え子や保護者の方に見られるかわからないので
とりあえず、外に出るときはちゃんとしていよう。
間違ってもビール飲みながら、ふらふら歩いたりしないようにしようと
心に誓ったしだいである。

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秘密主義

犬たちの散歩の時、ほぼ毎朝会うねこがいる。
どこの家のねこかはわかっている。
家の周りを自由に歩き回っているのだ。
初めて会ったのは5年ほど前だろうか。
そのときは、小さな子猫だったが,今では堂々とした貫禄のあるねこだ。
いつもわたしたちが散歩に行くのを待っている(としか思えない)
時には、門柱の上で
時には、車のボンネットにこしかけ
時には道路の真ん中で(車はめったに通らないので)ごろんごろんしながら
そして、わたしたちが行くと、ついてくるのだ。
そのついてくる様子がおもしろい。
桜並木の木のかげにかくれ「だるまさんが転んだ」状態でくるときもあるし
当然のように一緒に歩いてくるときもあるし、
隠れていて、バッと飛び出し、犬たちをおどろかすこともある。
犬たちがウンチをしていると、のぞきにくるし。
要するに楽しんでいるのだと思う。
犬たちをからかいに来てるんだと思う。
このねこのこと、我が家ではみんな知っている。

今朝も、散歩をしていたらいつものようにやってきた。
今日は、たまたま飼い主のおばあちゃんが、そばにいた。
おばあちゃんは、ねこの様子を見て驚いていた。
この子が、こんなふうに犬に近づいていくとは知らなかったようなのだ。
「毎朝、来ますよ」というと、びっくりしていた。
せっかくなので「犬がウンチしてると、のぞいてます」とも教えておいた。

犬とちがってねこは自由に歩き回っているので
飼い主が知らないことが、いっぱいあるのだろうな。
うちではかわいいミルクちゃんが
よその家では金魚を狙いに来る泥棒猫のシロだったりするのだろう。
そういえば、うちの近所のねこちゃん、
一匹できたときは、塀の上からうちのルウの上にジャンプして、ルウを震え上がらせたくせに
飼い主の奥さんに抱っこされてきたときは、「ワンワンが怖いの」と震えていた。(ねこをかぶるとはこのことだ)


ねこは、黙っているけどいっぱい秘密を抱えているにちがいない。

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プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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