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シロガラス2めざめ

佐藤多佳子「シロガラス2 めざめ」(偕成社)を読んだ。
sirogarasu2
青い石の力によって、6人の子どもたちは
それぞれ不思議な力を持つことになる。
自分の力にとまどう6人。
特に美音は、学校にも行けなくなってしまう。
6人で神社に集まり、相談しようとする矢先思わぬ出来事が…。

なるほどねえ……

佐藤多佳子がファンタジーを書くとこうなるのか。

ただ、この2巻はほぼ超能力に驚いてとまどってるだけに終わってしまった。
「どうなるのか」と早く先を知りたいわたしには少々まどろっこしい。
しかも、1巻と同じく
最後の最後になって事件が起こる。

佐藤多佳子自身の弁によれば
「3巻が一番おもしろい」そうだ。

でも、3巻で終わるわけではないみたい。
どうなるのかなあ。
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素敵な選taxi

家族で「素敵な選taxi」って番組を見てた。
脚本バカリズム。
人生の分岐点にタクシーで戻れるって言う話なんだけど

ラスト10分の番組の一番いいとこで、いきなり止まった!
主人公が何か吹っ切れたような顔で「もう疲れちゃった」と言った瞬間切れた。

ええ? うちのテレビ、こわれた?
と思ったけど、ちがった。
うちだけじゃなかった。

「東海テレビが映ってない」と息子その1情報。
2チャンでも騒いでたらしい。

東海テレビ民が呆然とする中
ドラマは着実にクライマックスを迎えたらしい。

再びテレビがついたときは
「明日の天気」だった。
なんのお詫びも説明もないまま
明日の天気を告げる東海テレビ。

夫が、「昔はこういうの時々あったよなあ」と言った。
そういえば、子どもの頃は
いきなりテレビが止まって「しばらくお待ちください」って画面が出ることって珍しくなかった。

そうだね、懐かしいね

なんて言わないからね、わたしは。
真剣に見てたんだから!
ラスト、どうなったんだよ~! 気になる~!!

んなわけないじゃん!

無料動画をちょこちょこ見る。
映画とかドラマとか。

昨日、ある映画を見た。
子どもが主人公の結構泣けるんじゃないか?て感じの邦画。

わかい夫婦が離婚して、
兄はお母さんと、弟はお父さんと暮らしている。

兄のクラスでは、「将来なりたい職業」のアンケートをとっている。
その答えが、あまりにいい加減だと怒った担任が
「みんな、家でおとうさんの仕事について聞いてこい」という。
すると、一人の児童が言う。
「先生、○○くんはお父さんがいません」
すると、先生は、初めて知ったという顔で
「そうなのか。他にもお父さんがいないやつはおるか?」とみんなに尋ねる。
で、兄には、
「おまえは、そういう事情があって引っ越してきたのか」と言うのだが

そんなこと、あるかいっ!

担任が、クラスの子の誰が一人親かとか
転校してきた事情とか、知らないはずないじゃん。

こんな設定、ある?
監督、おかしいと思わなかったの?

あまりに納得がいかなくて、見るのをやめた。
最後まで見たら、名作なのかもしれないけど
耐えられなかった。

些細なことなんだけど、それが引っかかって
見る気になれなかった。

でも、思う。
自分も似たようなこと、してないかな。
曖昧な知識で書いて、「なに、これ?」って眉をひそめられていないか。
気をつけよっと。

今年もまた……

今年もまた、カメムシと戦っている。
昨日、今日は天気もいいので、
南側にある玄関周りは、カメムシが飛び交っている。

カメムシが嫌うというハーブも植えた。
木酢酢も毎日まいている。
しかし、カメムシは減らない。
いやがって逃げていくのもいるんだろうが
それ以上にたくさんいるんだと思う。

木酢酢は、スプレーの入れ物に入れてシュッシュッと庭のあちらこちら
そして、家の周りにまいている。
すると、木酢酢は風に舞い、わたしの体にミストのように降り注ぎ
わたしはこのところ、すっかり木酢酢くさい女になっている。

洗濯物にも、ぞっとするほどついている。
すべての洗濯物を丹念に払い取り込んでいるが、それでも、かならず何匹も部屋の中に入ってくる。
部屋の中に入ってきたカメムシは
ご機嫌を損ねないように、はがきなどの上に乗せ、外に捨てるか
トイレに連れて行って水に流すかしていた。
これはかなりの水のムダ使いだ。
しかも、ご機嫌を損ねないように移動させるのは
手間がかかり、そしてイラつく。

そんなわたしに、画期的なアイディアが舞い込んだ。
情報源は、NHK「あさイチ」の視聴者からのファックスだ。
部屋の中で見つけたカメムシは、ガムテープでとればよいという。
ガムテープは、カメムシを包んだまま小さく折りたたみ、ゴミ箱に捨てれば、臭いもない。

やってみたら、これはいい。
すばらしい。
カメムシのご機嫌を伺う必要もなく
冷血のカメムシハンターとして、素早く処理できるのだ。
こうして、非情に退治していけば
「あの家に行った仲間で、帰ってきたモノはいない」と
カメムシ仲間の中で広まる日もくるやもしれない。

来ないか。

犬をかうまえに

赤羽じゅんこ「犬をかうまえに」(文研出版)を読んだ。
inuwokaumaeni
空斗は、犬が好きで飼いたくてたまらない。でも、ぜん息の弟がいるため、犬を飼うことができない。そんな空斗が、足をけがした飼い主さんに代わって犬の散歩をするボランティアをすることになった。うれしくてたまらない空斗。はじめはよそよそしかったシーズー犬のチャッピーがなついてきてくれるのもうれしくてしかたがない。でも、「お手」も「お座り」もできないチャッピーを優佳は、ダメ犬だと言ってくる。

赤羽さんはももたろうの同人。
今まで一度も犬を飼ったことがないので、「犬を飼っている山本さんから見たら、これってへん、とか指摘されそう」なんて言ってたが、ぜ~んぜんそんなことはなかった。それどころか「わかる、わかる」って思ってしまった。
しつけがうまくいかなくて、あせってつい手を上げてしまう空斗の気持ちも、よくわかった。
でも、犬ってかわいいんだよね。
かけがえのない存在。
うちの犬たちも、おバカさんだけど、世界で一番かわいいもの。

主人公の空斗もそんな気持ちになっていくところが、とってもいいなと思った。

中学年向き。
犬を飼っている子も飼っていない子も、
うんうん、わかるって気持ちで読めると思う。

シロガラス1

佐藤多佳子「シロガラス1 パワーストーン」(偕成社)を読んだ。
sirogarasu1
白烏(シロガラス)神社の宮司の孫千里は、古武術、星芒一心流の使い手だ。5年生ながら、天才的な腕を持っている。また、神社で行われる神楽で剣士の舞も行っている。三人一組で行う神楽は、六人で行っているのだが、そのうちの三人が抜けることになる。祭りの後の直来で、つぎの舞手として呼ばれた人物を見て、千里は驚く。誰よりも嫌いなやつ、礼生がいたからだ。

1巻では、出てくる6人の子どもたちのそれぞれの思いが書かれている。
書き手ならわかるが、6人というのは結構な人数だ。
それなのに、全く混乱もせず、それぞれ魅力的にかき分けられている。

1巻では、礼生の策略によって、千里のいとこの星司がいじめに遭う事件を中心に、物語が動いていく。そして、胸に引っかかるのは、けがをした白いカラス。このあたりにファンタジー的な要素はないが、最後にドーンと大きな出来事が待っている。

うわっ
どうなるんだろ。

2巻は、すでに発売されているらしい。
後で本屋さんに行ってこよう。

「先生、しゅくだいわすれました」イラスト

「先生、しゅくだいわすれました」(童心社)
senseishukudai
今日配本のはずなので、数日中に本屋さんに並ぶかな。

このお話には、教室の場面が何回も出てくるのだが
このイラストがすごい。
まんま、教室なのだ。
扉の横の棚とか
教卓の形とか
黒板の下とか
机のパイプの形とか
ええ? これ、わたしの教室じゃん。
見に来たことがある?(わけない)

でも、確かにわたしが長年いた教室そのものなんだ。

教室って、読者の子どもが毎日過ごしている場所だから
「あれ? こんな教室ってへん」ていったん思うと
一気に冷めてしまう。
細かい棚の配置やロッカーの場所などは多少の違いはあるものの
外が見える窓、廊下側の窓の位置や高さ、
ドアや窓枠などは、どこも変わらないのだ。
黒板は西にあることとか。

他のページも、わたしの頭の中を見たみたいに
思ってたとおりの情景なのだ。
特に、竜が先生の手をつないだまま空を飛ぶ場面。

佐藤真紀子さんて、すごい。
すごすぎる。

それにくわえて、この本のイラスト
遊び心満載なのだ。
表紙もそうだけど
あちこち、楽しい工夫がされている。

絵をどこに入れるかも佐藤さんが考えてくださったらしい。

子どもたちが、自分もこのクラスの一員になったような気持ちになってくれるといいなあ。

先生へ

今日は、恩師の告別式だった。

秋晴れの気持ちよい日で、先生の旅立ちにふさわしい日だと思った。

葬儀会場には、学校関係者以外に
教え子と思われる人たちが、たくさん来ていた。
先生は今年71歳。
退職して10年以上経っている。
担任を持っていたのはそれよりさらに前だ。
40代、50代になった教え子が
中学の時の担任の葬儀に足を運ぶ。
それもこんなにたくさんの人が。
希有なことだと思う。

参列していた人の多くが、泣いていた。
みんな、先生との別れを惜しんでいる。
わたしの中に、「先生との思い出」があるように
今ここにいる人、一人一人の中に先生との忘れられない思い出がある。
それは多分「一対一」の思い出だ。
こんなにたくさんの教え子が、先生との「一対一」の忘れられない思い出をもっている。
どれだけ生徒に心を配っていたんだろう、先生は。

葬儀会場の一番目立つところに、二枚の賞状が飾ってあった。
一枚は、去年文化の日に授与された叙勲、「瑞宝双光章」の賞状。
そのとなりに並んでいるのは「感謝状」
去年の12月、先生を囲む会で、わたしたちが贈ったものだ。
感謝状をわたそうという声があがって、わたしが代表して文を作り、筆で書いた。
手書きの感謝状。
「先生、この感謝状がなにより自慢だったよ」と
お見舞いに何度か行ったという学校関係者の方が教えてくれた。

最後のお別れの時、大勢の参列者の中からわたしの姿を見つけてくださった奥様が、
わたしのところまで来てくださって、
「あの感謝状を棺に入れさせていただいていいですか?」と聞いてくださった。
奥様は、あれを書いたのがわたしだと知っていた。
それは、多分、先生が言い残していったんだと思う。
葬儀にあいつが来たら、聞いてやってくれと。
感謝状は、先生の胸元に置かれた。
その上にたくさんの花が置かれていった。

ぎりぎり間に合ったと思った新刊は
ぎりぎり間に合わなかった。
先生には見てもらえなかった。


先生、今は、痛みから解放されて楽になりましたか?
一足先に行かれたお嬢さんとも再会できましたか?
先生の愛した、ネパールやミャンマーにも、もうパスポートなしで行けますね。
そちらに行っても本は読めるんでしょうか。
わたしの書いた本は、これからも読んでもらえるんですよね?
わたしは、先生にほめてもらえるようにがんばって書きますね。
先生、
先生、
先生、
先生の教え子であることは、わたしの誇りです。

先生、ありがとうございました。

先生、しゅくだいわすれました

じゃーん!
できてきました。
新刊「先生、しゅくだいわすれました」(童心社)
senseishukudai
この表紙、開くと
senseishukudaihyousi
こんなふうなのよ。
カバーをとると、また楽しい絵が出てくるんだけど
それは、秘密。ふふふ。

全然教育的じゃない話だけど
自分では、すごく気に入ってる。
みんなに読んでもらいたいなぁ。

このお話は、「ももたろう」の勉強会で同人仲間に読んでもらい、
いろいろ意見をもらって、書き直した。
だから、ももたろうの仲間たちにも読んでもらいたいな。

配本は22日。
書店さんに並ぶのは、その少し後かな。

怪? 点検口のずれ

ゆうべの台風は、雨はほとんど降らず
強風のみだった。
朝、庭のすみの植木鉢が二つほど横になっていたが被害もなくよかった。
風は、まだ強く
とても洗濯物を外に干す気にはなれない。

用があって、2階のウォークインクローゼットの中に入ると、
なんだか、やたらに風がすーすーする。
窓は閉まっている。
なんで?と上を見てぎょっとした。
点検口がずれてる。
クローゼットの天井には、屋根裏に入るための点検口があるのだ。
それが、ずれてるのだ。

心臓が縮み上がった。
どろぼう?
侵入者?
おばけ?

点検口は、下から押し上げれば簡単に開くが
開けたことはほとんどない。
もちろん、昨日だって開けてない。

勇気を出し、脚立を持ってきて屋根裏をのぞく。
が、脚立にのっても背が足りない。
付近だけは見えるが、とりたてて変わった感じもしない。
ただ風が入ってきているのはわかる。

こわ……

このところ「MOZU」っていうテレビドラマを無料動画で見てる。
わたし好みのいい男(西島秀俊)が出てて、とってもいいんだけど
なんだか気味の悪いドラマなのだ。
夢に出てきそうな内容なのだ。
そのせいで、わたしは、今大変臆病者だ。

どうしよう。
何者かに狙われてたら。
なにか気味の悪いものが、近くまで来てたら

怖いよ~(>_<)

風のせい…と思うことにした。
それ以外、考えられないし。
屋根裏にあんなに風が入ってきてていいのかどうかという不安もあるけど
どうにもできないし、
風で開くのかという物理的な問題もあるけど
でも
風のせい!
たぶん

あーん!怖いよ~(>_<)
プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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