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ゆかたは恋のメッセージ? レビュー

「テディベア探偵 ゆかたは恋のメッセージ?」(ポプラポケット文庫)のレビューを
ももたろう同人の赤羽じゅんこさんと
灯台守さんが、
それぞれのブログにかきこんでくださった。
赤羽さんブログ(三日坊主日記
灯台守さんブログ(日々平安 灯台守の読書日記
ありがとうございます。
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子どもの本棚

「子どもの本棚」5月号、2014年をふりかえる特集で、
『先生、しゅくだいわすれました』が紹介していただけた。
kodomonohondana
昨年の本の代表選手みたいで、うれしい。

最近、ずっと雨続きだったが
今日は久々のいいお天気。
庭の草木も輝いている。
今は、ハナミズキがきれい。
harunoniwa3
 
夏に向けて、ミニトマトとピーマンを植えた。
harunoniwa2
トマトは、肥料入りの土の袋にそのまま植えた。
この袋、そうやって使うためにそこが平らなのだ。
harunonia1
ピーマンは、鉢植えにした。
育つのが楽しみ

菜の子ちゃんと龍の子

富安陽子「菜の子ちゃんと龍の子」(福音館書店)を読んだ。
nanokochann1
大峯山のふもとの小さな小学校にいきなり現れた転校生。
名前は「山田菜の子」ちゃん。
丸いメガネ。肩にかかった髪の毛をくるんと外側にカールさせている。
ここまで読んで「あれ?」と思った人は、多分富安ファン。
そう、あの「菜の子先生シリーズ」の菜の子先生の子どものころのお話。
(多分、そんなことはどこにも書いてないけど、まちがいなし!)


菜の子ちゃんは、トキ子に「空に上れなくなった龍を助けるのを手伝って!」とたのむ。
卵から孵った龍の赤ちゃんたちは、お祭りの夜、「竜の口」から空に上るのに
たどり着けていない赤ちゃん龍がいるというのだ。

はじめ、単に「菜の子先生の子どものころのお話」かと思っていたが
このお話には、こんなタイトルがついている。
「日本全国ふしぎ案内1」
そして、物語のあとには、作者によるお話の舞台となっている町の解説がされている。
この物語は、奈良県天川村洞川という集落をモデルとして書いたらしい。
ここは、鬼の子孫が暮らす村と言われているのだそうだ。

つまり、これから、このシリーズは日本のふしぎな言い伝えや祭りなどをモチーフにして
書き進められると言うことだ。

うわぁ~。
すごいことに手を出したなあ。
こういうのって、ただ言い伝えを書き記していくと
なんの工夫もないありきたりなものになってしまう。
ここに自分らしさや、物語としてのおもしろさを加えていくとなると大変な作業だ。
なにより元になる題材を探すのが大変だ。
わたしには絶対できない。


先日、童心社から「先生、しゅくだいわすれました」の増刷のお知らせをいただいた。
今回で6刷になる。
やった~
作家は、ひたすら家でパソコンに向かってお話を書いているだけで
しかも、何度も何度も直しているうち、自分の書いたものがおもしろいのかどうかわからなくなってくる。
なんとなく常に足下が頼りない。
自分の本が書店さんにおいてないとさびしいし
残っていると「売れないのかな」と不安になる。
愛読者カードや増刷のお知らせは、
「あなたの書いた本を読んでいる人がいますよ」というメッセージだ。
力をもらえる。

さあ、もらったパワーで
ポプラ社の「テディベア探偵」の4巻を書こう!
(童心社からもらったパワーだけど……)

世にも奇妙な物語

テレビの「世にも奇妙な物語」が大好きだ。
たいてい、テレビの予告でやることを知り、
「やった! 今度の土曜日だ」とか楽しみにしている。
はじまる前にお風呂に入り、
ビールを準備し、
テレビの前にスタンバイ!

が、今回のはつまらなかった。
アニメとのコラボとかやめて欲しい。
なに、あの蜘蛛の巣。
ルフィーがやっつけるなら、阿部ちゃんいらないじゃん。
透明人間(気づかれない人)なら、留置場、はいらなくていいから。撃たれた人、なんでぴんぴんしてんの?
楽しみにしていただけに
不満爆発だ。

しかし、なんでも、今度今までやった作品の中で人気のあるものをリメイクするらしい。
ほ~。
今まで作品かあ。
どれが印象に残っているかな。

片岡鶴太郎が出ていた、どうやっても家に帰れないやつ
駅弁の食べ方に異常に執念を燃やす男が、綿密な計画を立てて駅弁を食べて
最後に「イカフライ」のつもりで口に入れたら「タマネギフライ」だったやつ
タイトルは「奇数」だったきがするけど、バスをみんなが順番に降りていくから、自分も降りなくちゃいけなくなってしまう話
草なぎくんが、不思議なとこやさんにはいりこんで帰れなくなってしまい、修業をする話。
「記憶リセット」ていうのも怖かった。
人に親切にしないと、何度も時間かもどっちゃうのもおもしろかった。
そうそう、武田真治が出てた、「臓器牧場」?の出てくる話、怖かった~。

映画も見に行ったんだよ。
矢田亜希子の出てた「雪山」が夢に出そうなくらい怖かった。

すきな「世にも奇妙な物語」を語り合ったら
どんな人とでも盛り上がれそうな気がする。

ああ、どれがリメイクされるんだろう。

リメイクじゃなくて、人気投票で
もう一度見せてくれればいいのになあ。

皆様、どのお話が印象に残ってますか?

ソロモンの偽証後編

昨日、映画「ソロモンの偽証 後編」を観てきた。

後編は、ほとんどが校内裁判のシーンだった。
サスペンスもののようなメリハリはないが
徐々に見えてくる真実に息がつまるような気がした。

主人公藤野涼子の役の女優さん(芸名は、藤野涼子にするそうだ)の
中学生らしいリンとした背中がステキだと思った。
こびることのない声もいいなあ。
物語の「藤野涼子」そのものだった。
謎の中学生神原役の子も、神原らしい目をしていた。

しかし、クリスマスの夜死んだ少年柏木くんについては
もう少し、何か説明が欲しかった気がする。
これでは、ただのイヤなやつだ。

子どもたちを囲む親の心情も、痛いほど感じた。
樹里の母親役の永作博美は
時代の臭い(バブル崩壊間際)をぷんぷんさせるダメな母親を演じきっていて、うまい役者さんなんだなと思った。
最近、好きなのは黒木華。
生徒に嫌われまいとする担任教師役、原作を読んだときは
自分ではもっとちゃらちゃらしたイメージだったが
黒木華が演じたことで、好印象になった。

全体的には、見応えのある映画でとてもよかったが
やっぱり、大人になった藤野涼子の回想にする必要はなかった気がする。
校長先生の「代々の校長は、あの裁判のことを語り継ぐことになってる」とか
「あれ以来、この学校ではいじめも自殺もない」とか
語りすぎていて、余分だ。
その分、最後の子どもたちの描写に当ててくれたらよかったのに……。

でも、映画を観て、あの恐ろしく長い原作を
もう一度読みたくなった。

浅見光彦と月刊スピリッツ

このところコンビニに入るたびに探していたのだが
売り切れなのか、
なかなか見つけることができなかった
沢音千尋さんの新作本を手に入れた。
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内田康夫 原作(ウチダヤスオ)
沢音千尋 作画(サワネチヒロ)
鞠之子 作画(キノコ)

人気の浅見光彦シリーズ。
テレビドラマでもよくやってる。
今回の物語は「白鳥殺人事件」

コンビニコミックなので、コンビニで買うか
ISBNコードを言って書店で買うのがオススメ。
ISBN 978-4-408-17528-7

しかし、どこかに行くたびに殺人事件に遭遇する浅見氏、
出会った人々がすべて非業の死を遂げる必殺仕事人に匹敵する不吉な人物といってよい
しかし、本人は運命を呪うことなく
至って穏やかなのが笑える。
しかもイケメン。テレビでもマンガでも。

もう一冊、別の本屋さんで「月刊スピリッツ」も買った。
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これもちょっとうっかりしていると、すぐ売り切れになってしまう。
この本のお目当ては
「辺獄のシュヴェスタ」(竹良実)
はじめは、「ももたろう」同人のTさんのお子さんということで買っていたのだが
最近は物語そのものにはまってしまっている。
今回は連載4話目。
「魔女狩り」で親を殺された「魔女の子」だけが集められる修道院にいれられた主人公エラが
そこで行われている恐ろしい真実に気づきはじめる。
迫力ある物語展開に目が離せない。

さて、土曜日の午後、
夫が「仕事に行く途中の道で、まだ桜がきれいなところがあるから見に行くか」
と言ったので、出かけた。
なるほど道路側から見ると、かなりこんもりと咲いている。
sakurahekinan1
でも、近くで見るとやっぱりけっこう散っていた。
歩道側は、すっかり桜の花びら模様。
ピンクの道だ。
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今日の雨で、残っていた桜もみんな散ってしまうだろうな。
最後に見ておけてよかった。

ポケネコ連載開始

新聞赤旗日曜版で、マンガ版「ポケネコにゃんころりん」の連載が始まった。
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今回は、まずは8巻の「影だけのねこの秘密」を
8月の終わりまでの4か月で連載。
そのあとは、10巻までには入っていない犬のゴンチャロフがメインの話と
ワニのジュリエットがメインの話を連載する予定。

これから毎週、沢音さんの描くかわいいにゃんころりんに会えると思うと
とっても楽しみ。

ゆかたは恋のメッセージ?

「テディベア探偵 ゆかたは恋のメッセージ?」(ポプラ社 ポプラポケット文庫)の見本ができてきた。
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うらは、こんなの。
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このシリーズは、小学校5年生のリンとテディベアのマックスが
ものの思いを探っていく、というものだ。
帯を見てもらうとわかるのだけど、今回の「思いを探るもの」は「ゆかた」
ツバメの柄のゆかたを着ると、好きな人に告白したくなっちゃうらしい。
それってほんと? どうして? みたいな話。
でも、わたしの本を読んできてくださっている方には想像がつくだろうが
ラブモードみたいなタイトルがついているわりには
たいして恋愛っぽい話ではない。
(そういう雰囲気にもっていこうとしてもならない)
ということで、小学生にはぴったりじゃないかと思っている。

この本を書くために、ゆかたについてあれこれ調べて、
模様には意味があるということを知った。
ツバメの模様は「縁結び」なのだそうだ。

本屋さんにならぶのは、来週末くらいかなあ。

リンの成長物語、是非お読みください。

いくたのこえよみ

堀田けい「いくたのこえよみ」(理論社)を読んだ。
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6年生のおれ、尾形ツクルは、塾をサボってデパートの屋上のさびれた遊園地にいた。
そこで転校生の生田みおりを見つける。
そして、すごいことを知るのだ。イクタは人の心が読めるらしい。
「こえよみ」ができたら、おもしろい!
そんな軽い動機で、イクタに弟子入りするツクル。
そして、「こえよみマスター」なるための修行が始まるのだ。

「こえよみ」主人公の尾形は、「おもしろい!」と思って、
すぐに飛びつくのだが、それってすごく怖いことじゃないのかな。
だって、人の本性が見えちゃうってことだもの。
そして、なぜイクタは最初「こえよみ」がしたいなんて思ったのだろう。

作者の堀田けいさんは、「ももたろう」の同人だった人だ。
事情があって、同人を離れたが
この作品は、同人時代に書いたもので
「ももたろう36号」に「イクタのおしえ」というタイトルで掲載されている。

で、今回、本になったのを読み終えて
「す、すみませんでした!」
って土下座したくなった。
先にデビューしてたからって
えらそうに「がんばって書き直さなきゃダメだよ!」とか
「だいじょうぶだよ」とか
どの口がいっとたんじゃいって言いたくなった。
こんなうまい人に向かって、はずかしいっ!

よかった。
すごーくよかった。
関西弁の軽い文体だけど
いいこと言うんだ、登場人物が。
おもしろくて
切なくて
さわやかだった。

作家堀田けいさん、早く2冊目を出してください。
楽しみにしてます。
そして、えらそうに訓示を垂れていた山本悦子を許してください(笑)
プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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