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宇宙ステーション

一昨年、招いていただいた岡崎の美合小学校の校長先生は
宇宙のことについてとてもくわしい方だった。
「イケノオイ」の感想文を通じて知り合ったのだが
まだお会いする前から星空情報をメールでくださった。
今は、幼稚園の園長先生をして見えるのだが、
いつも星空情報を知らせてくれる。

今日、「今夜8時半頃、油井さんの乗ったISSが見られますよ」というメールが届いた。
何時何分だとどちらの方向で高度はどれくらいで
その2分後だと、どのあたりでと
かなり細かい情報を教えてくれた。

よし、見よう。

8時30分、そろそろかなと庭に出る。
南南西って書いてあったから、あのあたりかな。
高度26度と書いてあったが、正直言ってよくわからない。
でも、まあこんな感じ?
と手を伸ばしてみる。
すると、そちらの方向にオレンジ色の明かりが見える。
あれかなあ。
すると、夫が出てきた。
「見える?」と聞くので「あれじゃないかなぁ」と
先ほど見つけた明かりを指さす。
「ふうん、ホントだ。チカチカしてるし、星とはちがうな」と言うので
やっぱりそうかと自信を持つ。
「すごいね。今回は見えたね」
いつも星空情報をもらっても、まともに見られた試しがないのだ。
満足して家の中に入ると、
息子その1が「ぼくも見ればよかった」と言う。
夫が「まだ見られるぞ」といっしょに庭に出て行った。
二人で「ほんとだ、瞬きがちがうね」とか言ってる。

で、満足してたんだが

部屋に入ってきた息子が、スマホを見ながらつぶやく。
「あれ、へんだぞ。今見えたらおかしい」
時刻は8時45分。
「6分間しか見えないって、ネットに書いてある」
確かにもらったメールにも、8時37分までの位置しか書いてなかった。

もう一度庭に出る。
さっき瞬いていたオレンジ色の明かりは
同じところで瞬いている。

宇宙ステーションじゃないじゃん!

あんなに盛り上がったのに。
お礼のメールまで打ちかけてたのに。
こういうのおバカって言うんだよ。

結局今回も見られなかった。

かろうじてブルームーンだけは見たけど
でも、ただの満月だし。

しかし、息子に言われるまで
二人そろって「あれが宇宙ステーションか」と浮かれていたわたしと夫。
夫婦そろって、おめでたいよなあ。

という結婚記念日の話。
本日で結婚32年!
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新ざわざわ森のがんこちゃん

NHKの教育番組「ざわざわ森のがんこちゃん」が「新・ざわざわ森のがんこちゃん」として
リニューアルされた。
さらに姉妹番組として「えいごでがんこちゃん」も始まった。
がんこちゃんは、20年前、末吉暁子先生がこの番組のための書き下ろす形でスタートした。
1年生の道徳番組ではあるけれど、
全然堅苦しいところがなく
のびのびと愛らしいがんこちゃんは、教育番組として異例のヒット番組となった。
本にもなり、ビデオはたくさんの国で翻訳され
なんとキャラクターグッズまで。
そして、20年たっても「リニューアル」という形で前進し続けている。

今回から「新・ざわざわ森のがんこちゃん」も「えいごでがんこちゃん」も
脚本を押川理佐さんが担当することになった。
20年間、一番近くでがんこちゃんを支えていた人だ。
末吉先生は、監修という形での参加となった。

これがまた、わたしの感動ポイントだ。

思いが引き継がれていくというところ。

今日は、どちらも第一回ということだったので、ビデオを撮ってみた。
がんこちゃんは、相変わらずのびのびと元気だ。
「えいごでがんこちゃん」には、なぞのペンギン登場!
早く2学期になって、子どもたちがこれを見るといいなあ。

がんこちゃんのHPは、こちら。

夢の話

昨夜、夢で恩師と電話で話した。
昨年の秋、亡くなった恩師だ。

電話は、別人の名前でかかってきた。
「S先生のことだけどな、E先生が今までもらった手紙を集めて
 本にしたそうなんだ」
 わたしは、先生からなくなる直前まで書いていた日記をまとめたものをもらっているので
 それで十分だ。
「そうですか。でも……」
気乗りのしないまま電話を聞いている。
「それで、それを研究した人がいうには、
 S先生は、いつもおまえのことを見守っていることが判明したそうなんだ」
なんだ、その意味不明は研究は。
この人は、こんなでたらめなことを言って、わたしを励まそうとしているんだろうか。
かなり不愉快な気分になっていたとき気づいたのだ。
この声、S先生だ。
話しぶり、笑い方、間違いない。
でも「先生ですよね」って言ったら全部終わりそうな気がして
気づかないふりをして電話をし続けた。

目が覚めて、
しばらくぼうっとしてた。

先生、もしかして、心配して電話をくれた?
書けないとか、無理とか言ってたから。

そんなこと、実際にあるはずはない。
わたしのなかに、先生に応援して欲しいと思う気持ちがあったから
こんなおかしな夢を見たんだ。


でも


応援してもらったと考えていいよね、先生。


子どもの夢を侮るなかれ

先日、うかがった高取小学校のどもたちから
お手紙が届いた。
夏休み前のあのわずかな時間に
よく書く時間がとれたなぁと
教員経験者は感心してしまう。

ブックトークと紙芝居をしたのだが
こどもたちに圧倒的に人気があったのは「先生、しゅくだいわすれました」だった。
僕も宿題わすれてみたいと言う子がものすごく多かった。

先生、すみません。

でも、読んでいくと、
「ポケネコの本も読んでみたい」
「くつかくしたのだあれが、すごく気になった」
「ぼくのペアは、さきちゃんとはちがう」
といろいろなお話に興味を持っていてくれた。
この夏、興味を持った本を読んでくれるといいな。

手紙の中に「わたしも、大きくなったら本を書く人になりたい」というのが2通あった。
こういうのを読むとうれしくなってしまう。
子どもの夢なんてと言う人もいるかもしれないけど
わたしだって、初めてお話を書いたのは5年生だった。
だから、子どものころの夢はあながちいい加減じゃない。
一生の夢になる可能性もあるのだ。

「桐島、部活やめるってよ」で一躍有名になった朝井リョウは、
はやみねかおるを読んで作家になりたいと思ったと言っていた。
そんなふうに、将来、わたしの話を聞いた子が
すばらしい作家になって現れたら、きっとうれしいと思う。
ちょっとくやしいかもしれないけど。

犬の息子たちとの散歩道
今、むくげの花が満開。
mukuge
夫が「ハナミズキだっけ?」と言った。
全然ちがいます……。

ひまわり咲いた

郵便受けに入ってたチラシに、おまけのようにくっついてたひまわりの種。
庭にまいたら、花が咲いた。
omakenohimawari
雨が多くてお日様も出てないから
ひまわりもどっちを向いたらいいのか迷うところだろう。
このところ、雨ばかりで肌寒いくらいだけど
ひまわりの咲いているところだけは、夏!

新種のピーマンと信じてかじって
ひどい目にあった唐辛子は、
tougarasi
こんなに赤くなってきた。
ここまで来てたら、かじったりしなかったのに……。
この前、シラスとショウガを甘辛く煮たとき
唐辛子も少し刻んで入れてみたら
ぴりっとおいしい佃煮になった。

このところ、原稿の直しで苦戦中。
こんなこと、今さら気づくのもなんだけど
わたしの文章には、情緒というものがない。
心情の表現とか、風景描写とか
文学的な表現が、からきしできない。
これは、性格によるものなのだろうか。
大ざっぱとか、深く考えないとか、テキトーとか
今までさんざん言われてきて
まあ、別にそれはそれでいいと気にしていなかったけど……
いやぁ……まずいかもしれない。

だれかわたしに、女性らしい細やかな神経をください。

うたうとは小さないのちひろいあげ

村上しいこ「うたうとは小さな命ひろいあげ」(講談社)を読んだ。
utautoha
高校1年の桃子は、ある朝落とした定期券をひろってくれた清らに「うた部」に勧誘される。
短歌を作る部活で、部員は3名。
だまし討ちのような形で連れた行かれたのだが、意外にも居心地が良くそのまま入部する。
桃子には、不登校の友人綾美がいる。
彼女が不登校になった原因の一端は自分だという負い目もあり、ほぼ毎日家に顔を出している。
先輩たちのすすめもあり、綾美に短歌を書かせる桃子。
綾美は徐々にうた部の部員たちとの距離を縮めていく。
そんな折り「短歌甲子園」へ出場しないかという話が持ち上がる。

村上しいこと言えば「れいぞうこの夏休み」とか「図書室の日曜日」とか「ともだちはわに」とか
愉快な低学年ものを書く人のイメージだが
この物語では、いつもの軽妙な語り口調は封印し
高校生たちの繊細な心模様をていねいに描いている。
中に出てくるたくさんの短歌が、どれもいい。
特に最後の「うたうとは……」の短歌は圧巻だ。

村上しいこと短歌ってはじめ結びつかなかったが
よく考えたら課題図書になった「とっておきの詩」でも
かわいい短歌をいくつも載せていた。

それでも、これを書くために、新たに勉強や取材をかさねたのだろうなということが
強く感じられた。

おもしろいだけではない村上しいこ。
中学生くらいの子にオススメ。

ももたろう合評会

昨日、今日と、ももたろうの同人での「合評会」が行われた。
前日から台風の影響があちらこちらに出ていて
できるのだろうかと心配していたのだが
新幹線も平常運転だったし、
ひどい雨にも遭遇せず、無事鎌倉に到着。

それぞれが事前に作品をメールで参加者に送っておき
当日は意見を言い合う。
今回はわたしは400字詰め換算で194枚の作品を送っていて
わたし以外にももうひとり200枚近い人がいた。
だいたいは30枚から60枚くらいなのだけど
それでも参加者全員(今回は8名)の分をあわせると
けっこうな量だ。
しかし、みんなちゃんと読み込んできているのですごいなと思う。

で、合評会も好きなんだけど
わたしが好きなのは、夜のお酒を飲みながらのおしゃべり会。
同人仲間のギャラリーのお部屋をお借りしていて
しかもそこでお泊まりさせてもらえるので
時間を気にせず読んだ本の話、自分の作品の相談、最近はまってるものなどなどおしゃべりできる。
夜、布団を敷いてからも真夜中までずうううっと話していた。
まるで修学旅行みたい。
すっごく楽しかった。
福島から来た同人も「去年来てすごくたのしかったので、今年もずううっと楽しみにしてたんです。こられてよかった」と
笑顔で帰って行った。
会場として使わせていただいた湘南くじら館は、こちら
kujirakan1
kujirakan2
外からみると2階だけど3階建て。
すっきりしていて、おしゃれで、居心地のいいギャラリーだ。
レンタルもしているそうなので、興味のある方はどうぞ!

パワーをチャージもできたし、今晩からまた原稿頑張ろう。

ランプの精ジンジン

末吉暁子「ぞくぞく村のランプの精ジンジン」(あかね書房)を読んだ。
jinjin
豚の貯金箱をこすったら、
中からランプの精ジンジンが飛び出した。
長いこと豚の貯金箱の中にいたために豚の姿に!
それでも、3つのお願いはかなえてくれるという。
貯金箱をこすったのは、魔法少女のカルメラちゃん。
ジンジンがかわいそうになって、
一個目のお願いは、ジンジンの元のランプを探すことに。

子どもたちに人気の「ぞくぞく村」シリーズの18巻目になる。

ミイラのラムさんに始まって、魔女のオバタン、おばけのグースーピー
妖怪レロレロとかがいこつのガチャさんとかのっぺらぼうのベラさんとか
よくこれだけ次々に思いつくものだ。

そしてこれが「波のそこにも」などの重厚な長編ファンタジーを書く人と
同一人物というのが信じられない(が事実だ)

夏が来た!

雨ばっかりと思ってたら
いきなり夏がやってきた。

夕飯の買い物に行き、今夜のおかずは何にしようかと考え
何にもたべたくないことに気づいた。
そうなんだよ。
毎年、梅雨明けあたりから
「ごはんは作りたくないモード」に入ってしまう。
わたし自身は、(もらった)冷凍のマンゴーとヨーグルトさえあれば生きていける。
あとはビールがあれば十分だ。
しかし、家族全員それでは許してもらえない。
しぶしぶ作るのだが、息子その1にすぐに見破られる。
「この頃、夕飯のおかずが居酒屋のメニューみたいなんだけど」
刺身とかネギマとかたこキムチとか冷や奴とか……。
まだ7月の半ば
先は長い……。


童心社の販売のOさんが浜松の夢屋書店の写真を送ってくださった。
sizuoka
「先生、しゅくだいわすれました」は、静岡県の推薦図書にもなっているので
静岡のすべての書店さんに置いていただけているようだ。
うれしい

今月の初め国土社という児童書の出版社が
倒産→民事再生法申請というニュースが入り
児童書は売れないとか
先行きが暗いとか聞いたばかりなので
少しでも売れてくれるといいなと心から思う。

高取小学校へ

今日は、高浜市の高取小学校の2年生90名に話をしに言った。

夏休みも近いし、さぞやふわふわモードだろうと思ったら全然ちがってた。

とにかく反応がいい。
良く笑うし、聞いたことにはすぐ答えるし、
話しているとき全部の目がわたしを見てる。

調子に乗って話していたら、時間オーバーしてしまった。
あわてて終わろうとしたら、先生から、
「子どもたちが質問したいと言っているのですけど
もう少しお願いできませんか?」と言われた。
「聞きたいことにある人?」と声をかけたらたくさん手が上がって、
結局もう一時間使ってしまった。
質問の内容も「どうしてお話を書く人になりたいと思ったの?」とか
「何時から何時まで書くんですか?」「自分の本で一番心に残ってる本は、どれ?」とか
「お話を書き始めるときは、何を書くか決めているんですか?」
「これからどんなお話を書いていく予定ですか?」とか
すごく立派なんですけど、この人たち。
こちらもきちんと答えた。
takatori
(写真は高取小HPからお借りした)
とても気持ちのいい時間を過ごさせてもらった。
すでに「がっこうかっぱのイケノオイ」は読んでいたということで
感想文の束ももらった。



今、我が家のプランターでは、トマトが毎日赤くなって、毎日収獲している。
甘いし、味が濃いし、こっちは満足なんだが
同じ時期に植えたピーマンが、おかしい。
ピーマンは、毎年植える。
今年は苗を2本買った。
たくさんピーマンがとれるはずだった。が……。
tougarasi
なんだか、実の付き方がおかしい。
みんな天に向かってなっているのだ。
形もピーマンというより唐辛子っぽい。

でも、ちゃんと「ピーマン」を買ってきたのだ。

もしかしたら、かわった種類のピーマンなのかも。
ネットを見ると、確かにそういう形の苦みのないピーマンもあるらしい。
なるほど。
新種のピーマンね。

さっそく、一本ちぎってきて洗い、かじってみた。
ぎゃー!
なんだこれ。
くちびるが腫れ上がるほどからかった。

これはもしや青唐辛子ってやつ?

息子その2が「誰かがいたずらして、苗を変えたんじゃない?」と言う。
もしかしたら、お店の人がまちがえたとか。

何でもいいけど、今プランターには
たくさんの青唐辛子がなっている。
これ、どうしたらいいんだろ?
だれか教えて欲しい。
プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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