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適応能力

11月に入ってから行っていたお風呂、台所、洗面所、トイレのリフォームが終了した。
あたりまえだが、新しいのできれいだ。
いろいろ便利な機能もついている。

また、リフォームとは別の話だが
1週間前、スマホの調子がおそろしく悪くなったので
危機感を感じて買い換えた。

と、いろいろなものが新しくなったわけだが

気がつくと、ものすごく肩がこっている。
もう尋常じゃなく疲れているのだ。

リフォームしてきれいになったのは、うれしいけど
汚したくないと思ってしまうため、
やたらにぴりぴりしている。
お風呂はカビをはやしたくないから毎日入念に掃除しないと気がすまない。
洗面所の床に髪の毛は落としておきたくないし
トイレは、縁なしの便器から水がとびでやしないかといちいち確認してしまう。
用を足したあと、立ち上がると勝手に流れる水に驚く。
台所は、シンクを傷つけたくないし
壁に油を飛ばしたくないし、
鍋はどこにしまったかわかんなくなるし、
ああ、もう、砂糖はどこっ?
そして、新しくしたスマホは、便利すぎて、もう手に負えない。

適応能力が欠如しているのだ。
で、一人で疲れている。
昔、家を新築したころは、こんなんじゃなかった気がする。
年をとったせい?
いつになったら、すべてのものに慣れるのか?
年内……無理かな。
その前に肩がこってたおれそうな気がする……。
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知多

サントリーの新しいウイスキー「知多」。
テレビの佐藤健のでてるCMを見るたび、「飲みたいね」「買わなきゃね」と盛り上がっていた。
(しかし、あのCMの場所、どこなんだろう? 知多半島?)
だって、知多だよ、知多。
知多半島の住民としては、いやが上にも盛り上がるでしょ?

そんな地元住民の気持ちを感じ取って
今や、どこのお店にも「知多」はおいてある。
コンビニにまであるのだ。
でも、1本4000円近くするので
ちょっとお高い。
夕飯のおかずのついでに買うには勇気がいる。

だけど、
買いましたよ、ついに!

chita
まずはストレートでといいたいところだが、
正直お酒の味はよくわからない。
HPでおすすめしてあったハイボールにして飲んでみた。

おいし~い。
すっきりしてて、さわやかなお味。
いや、もう、多分「知多」と言うだけで贔屓してるけど
でも、おいしいと思う。

別にサントリーの回し者じゃないけど
「知多」、全国に広まるといいな。

岸辺のヤ~ビ

梨木香歩「岸辺のヤ~ビ」(福音館書店)を読んだ。
yapi
私は、マッドガイドウォーターの岸辺でボートに乗っているとき、偶然ヤービを目撃する。
ヤービは、クーイ族の男の子。
カヤネズミほどの大きさで、二本足で直立歩行している。
やわらかそうなふわふわの毛におおわれているが、
顔の部分だけは毛がない。
ミルクキャンディーをあげたことで、私は、ヤービとお近づきになることができる。
このお話は、ヤービから聞いた話を、大きい人(人間)の私が書き写したもの。

まるで翻訳物のような書きぶりで、
ヤービ家族の生活が書き綴られている。
ヤービが何を食べるか、ヤービの仲間はどんなものがいるのか
ヤービたちの暮らしぶりはどんなものなのかが、
事細かに書き続けられている。

こういう細かさは、佐藤さとる「誰も知らない小さな国」を思い出させる。
ただ、コロボックルが人の姿をしていたのに対して
クーイ族は、まるっきりの異種族だ。

この本は、しっかりとした箱に入って売られている。
子どもの頃、家にあった「世界文学全集」とか「アンデルセン童話」が
こんな箱に入っていたなあと懐かしく思い出した。
福音館書店のこの本に対する姿勢が表れているようだ。
「長く読み継がれる本として扱っていく」という。

物語の最後、
「あたらしいパーティーのかんぱいの言葉」がとてもいい。
是非最後まで読んでみてほしい。

台所にさよなら

明日から、台所のリフォームが始まる。

ということで、今日は朝から、台所を空っぽにした。
冷蔵庫やカウンターは隣のリビングに
食器やお鍋のたぐいは、奥の和室に。
年季の入った食器だな、収納庫は、思い切って廃棄する。

今日は夫と息子その1は、仕事が休みだったので
大きなものはすべて動かしてくれた。
それで、なんとか午前中に移動は終了したのだが

いやあ、
びっくりだよ。

冷蔵庫、食器棚、収納庫などを動かしたあとの壁の汚いこと!
床も、「うぎゃー!」と叫びたくなるほど汚い!
こんな汚いとこでごはん作ってて
よく誰もおなかを壊さなかったもんだ。

この際だから、捨てられるものは、どんどん捨てた。
古い皿とか
もらい物のなべとか
昔からあった重箱とか

棚の一番後ろからは、かつお節削りが出てきた。
木の箱で、上に歯がついてて、
そこで堅い木のようなかつお節の固まりを、カンナみたいに削るのだ。
そうすると、下の引き出しに削ったカツオ節がたまる。
ずっと前に母が使っていた。

もうあんなかつお節はどこにも売っていないし
売ってたとしても買わないだろう。
だから、この道具も捨てていいのだけど
「いつでも捨てられるから、とっとくか」
と夫が言った。
「もう古いものはほとんど捨てちゃって、
ちいばあちゃん(亡くなった母のこと)が使ってたものが残ってないからさ」
娘の私がどんどん捨てているというのに
血のつながりのない夫の方が100倍優しい。

そんな片付けも済み、今日は最後の夕飯。
家族に聞かれるとはずかしいから
みんなのいないときを見計らって
台所に「長い間ありがとう」とお礼を言った。

本当に、ありがとうございました。

辺獄のシュヴェスタ2

竹良実「辺獄のシュヴェスタ2」(小学館)を読んだ。
hengoku2
1巻で魔女の娘が集められる修道院に入れられたエラ。そこで出される食事に、精神を麻痺させる薬が入っていることに気づいて以来、食べたあとに吐く生活を続けている。カーヤ、ヒルデとともに、修道院の敷地の中の森の中で鼠や幼虫を食べて命をつないでいる。そんなとき、他にもここから出ようとしているものの存在に気づく。

1巻では、ただ個性的な野生児のような女の子だったエラが
2巻では、不屈の精神と賢さを身につけている。
強烈なキャラクターだ。
とにかく目が離せない。
「首切り人」の最後の場面では
エラの強さに鳥肌が立った。

このマンガ、ネットでも話題騒然らしい  コミスン
大物の漫画家さんたちがこぞって絶賛しているらしいのだ。

3巻は4月に発売されるらしい。

元々は作者の竹良実氏が、「ももたろう」同人の蓼内さんのお子さんということで読み始めたマンガだけれど
今は、もうそういうことではなくて
「辺獄のシュヴェスタ」ファンとして、新刊が発売されるのを楽しみにしている。


本帯コンクール

大阪の書店組合が主催している2015 第11回大阪こども「本の帯創作コンクール」の表彰式が行われたそうだ。
つい最近知ったのだが、「先生、しゅくだいわすれました」が
このコンクールの小学校中学年の部の課題図書になっていたらしい。

表彰式には童心社の社長さんが出てくださったそうで
写真も撮ってきてくださった。
chijishou
この帯は、実際に印刷されて帯としてつけられ
書店に並ぶそうだ。(大阪限定)
私が子どもだったら、わくわくすると思う。

他にも
dousinsha1
ibaragisichousho
hisakatashou

どの帯もすごく楽しくて、見ているだけでうれしくなった。

こんな企画をしてくれる大阪の本屋さんてすごい。

帯を書いてくださった皆さん、ありがとうございました。

トイレットペーパーは蛇腹にしてね

築29年の我が家は、今リフォームの真っ最中だ。
先週1週間かけて、トイレとお風呂と洗面所を直してもらった。
今週は、お休みで
来週台所を直してもらう。

先週の土曜日、トイレが新しくなった。
壁紙も便器も変えてもらった。
新しいトイレは快適だ。
掃除しやすいように「フチレス」というのにしてもらった。

が、直したばかりだというのに
昨日の夜からトイレの水が流れないのだ。
詰まっている感じ。
今にもあふれそうなくらい水がたまり、
1時間くらいかけて流れていく。
うそ……

なんだろう。
新しくしたばっかりなのに。

リフォームの担当の人に連絡したら
工事の人が来てくれた。
さすがに土曜日完成で日曜日に詰まったら、あせるだろう。
すぐに便器を取り外してくれた。

すると……

なんと排水管にトイレットペーパーにまかれた犬のウンチが詰まっていたのだ。
うちは、犬の散歩に行くときに、折り重ねて厚くしたトイレットペーパーを持っていき
くるくる丸めて持ち帰り、トイレに流すのだ。

その紙の巻き方がよくないらしい。
くるくる丸めると、ぎゅっと圧縮されてしまうらしいのだ。
紙は蛇腹にして、水に流れるようにしないと。

はあ~
そんなこと、考えてもいなかった。
いつもくるくるっと丸めて、ぽいっと捨ててた。

人間が使うときも、
くるくる丸めないようにしないと詰まっちゃう恐れがあるらしい。

それにしても、
犬のウンチを詰まらせて業者さんを呼ぶとは一生の不覚。

「すみません」を連発してしまった。

でも、最後まで気持ちよく作業してくださった「ニッカホーム」の作業員さんに感謝だ。

ニッカホームのKさん、ありがとうございました。
(まあ私の素性なんて知らないから、このブログを読むこともないでしょうが)


アカシア書店 営業中!

濱野京子「アカシア書店 営業中!」(あかね書房)を読んだ。
akasiashoten
大地の住む町にはアカシア書店という本屋さんがある。
児童書のコーナーが充実していて、本好きの大地には最高の場所だった。
でも、店長さんの考えで、児童書のコーナーを縮小することになった。
大地、真衣、智也、琴音の4人は、児童書の担当の書店さんと力話あわせ
売り上げ10%アップに挑むことになる。

子どもたちがポップを作ったり
読書リレーをしたりするアイディアは、5年生の子どもにも無理がない作戦で、リアルだと思った。
最近は「読書離れ」などと言われるけど、
実際には、大地たちのような本好きの子どもはまだまだいるのだ。
このお話は、全国の本好きな子どもに
ウケるにちがいない。

けれど、現実に、書店は全国で減ってきているようだ。
以前、私の本をそろえてくれていた碧南のイマジンという本屋さんもなくなってしまった。
本のチョイスがよくて、
よく仕事帰りに寄っていた。
碧南では数少ない本屋さんの一つだったのに、残念だ。

ネットで買ったって、本の内容には変わりはないけれど
私は、本は本屋さんで買いたい。
本屋さんの棚を見ながら選びたいのだ。

読みやすくて、読後感もいい。
中学年向き。

月にハミング

マイケル・モーパーゴ「月にハミング」(小学館)を読んだ。
tukinihamingu
第一次世界大戦の頃。
イギリスのシリー諸島の中の島に住むアルフィは、父親と一緒に無人島に魚を取りに行き、そこで記憶を失った身元不明の少女を見つける。
少女は、ほとんど口をきくことができず、「ルーシー」とだけいう。
少女は「ルーシー・ロス」と名付けられ、アルフィの家族と暮らすことになる。
表情もなく口もきかない少女。持っていた毛布から、敵国のドイツ人なのではないかという噂がたちはじめる。

同時に語られるのが、戦場でケガをした父親を訪ねて
アメリカからイギリスに船で渡ろうとする
メリーのいう快活な少女の物語。

一見まるで無関係なこの二つの物語が
少しずつ距離を縮め、
ぴったりと合わさった瞬間、すべてが見えてくる。
どきどきして夢中になって読み進めた。

第一次世界大戦時、ドイツの潜水艦によってたくさんの乗客を乗せた客船ルシタニア号が狙撃され沈没した。
死者の数は膨大で、1198人が溺死した。
中には、小さな子どもたちも存在した。
海の中にはたくさんの遺体が漂流していた。
沈没から数時間後、船のダイニングに置かれていたピアノが海に浮かんでいるのが目撃されている。
その上には、幼い女の子がいたという史実が残っている。

このお話に出てくるルーシーは、まさにその少女だ。

船が沈み始め、救助ボートに乗ったものの
助けを求め這い上がってくる人たちの重みで耐えきれず、ボートは沈んでしまう。
そこから、自分より幼い女の子をおんぶしながら海を漂い、
たまたま目の前に見えたピアノに這い上がる。
そこからのサバイバルも壮絶なものだ。
そんな体験の中で、彼女は声を失い、自分が何ものなのか
なぜここにいるのかすらわからなくなってしまう。

壮大な映画を見るような一冊だった。
こんなの書けたら、いいよなあ。

高学年以上におすすめ。

グッドジョブガールズ

草野たき「グッドジョブガールズ」(ポプラ社)を読んだ。
goodojob
6年生のあかりには桃子、由香という「悪友」がいる。
親友ではなく、悪友。
だから、本音で話したり、相手を心配したりはしない。
それが3人のルールだった。
ある日、由香が「卒業前の思い出作り」にチアダンスをしようと言い出す。
はじめは軽い気持ちでOKしたものの、初心者の3人はなかなかうまくいかない。
少しずつ気持ちがずれていく。
桃子は、もうやりたくないといいだす。
由香の様子もおかしい。
そんなとき、あかりの父親が入院する。母親のいないあかりにとって、父親は唯一の肉親なのだ。

3人は、それぞれに思いを抱えていながら、それを口にはしない。
親友じゃなくて悪友だから
本音を言うなんてかっこ悪い。マジなんてありえない。
そんなふうに考えている。

お話の最後に、由香の手紙が届く。
「私、きっといつまでも二人のことを気にしているよ。
会わなくても、連絡なくても、大人になってもずっと気にしていると思う」
この言葉にきゅんときた。
会わなくても、連絡なくても気にしている友人が
私にもいる。

子どもの頃の友だちで、ずっとべたべたくっついていられる人は少ない。
大人になると、なかなかそうもできない。
でも、忘れたわけではなく、心の底にいつもいる友人がいる。
たまに電話したり、
時々メールしたり
何年に一度会うくらいだけど、ずっと友だちだと思ってる。
その子のすんでいる地域で災害が起きたら、心配になってメールする。
もし何かあったら、いつだって駆けつけるつもりでいる。
このお話の三人もそんな一生の友だちになるのだろう。
プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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