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ふしぎなコウモリガサ

如月かずさ「なのだのノダちゃん ふしぎなコウモリガサ」(小峰書店)を読んだ。
koumorigasa
私は、学校の帰り道、道にうずくまっている真っ黒なコウモリガサの女の子を見つける。
カサだけでなく、服も帽子もマントも真っ黒。3年生の私よりももっと小さな子だ。
そんな子が雨の中でメソメソ泣いているのだ。
思わず声をかけると、「コウモリが逃げてしまったのだ!」
カサには、コウモリ型の穴が開いている。
とりあえず、ばんそうこうを2枚、ばってんの形にはってやると「十字架こわいー!」

まあ、誰でもこの子は吸血鬼の子どもだとはわかるだろうが、やたらにかわいい。
もう、これは低学年の子どもそのものだなと思った。
読者の子どもたちは、自分のことのような気持ちで読み進めるにちがいない。

3つのお話が入っていて、長さ的にも
低学年にはちょうど良いと思う。

如月かずさといえば、YAの人というイメージだった。
しかも、ご自身が東大出身なせいか、
6年生の子が出てきても、みんな高校生並みに大人っぽく、賢い。
でも、こんなかわいい低学年の読み物も書くんだな。
如月かずさのイメージが変わった一冊だった。

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okumuraさま

拍手コメントありがとうございました。

「先生、しゅくだいわすれました」、熊本でも平積みしてもらっているんですね!
うわ~! うれしすぎます!

本の情報もうれしいけど
熊本で、このブログを読んでくださっている方がいると思うと
なんだか心強い。励みになります。
幼稚園のお嬢さんが「先生、しゅくだいわすれました」を熟読してくださっているとのこと。
本好きなお子さんなんですね。
それにしても、すごーい☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

またまた「先生、しゅくだいわすれました」

童心社の販売促進部のOさんが、メールをくださった。
イオン東浦店の書店リブレットさんに
追加入荷しました、とのことだった。
121riburetto
7冊も平積みしてある。
かわいいポップも見える。

発売したのは一昨年の10月。
まだこんなふうに平積みしてもらえるなんて夢のようだ。
前に、童心社の他の販売部の方々にもお会いしたが、みなさん、「先生、しゅくだいわすれました」を全面に推してくださっていて、本当にありがたいと思った。

また、リブレットさんに見に行こうっと。

タイムリープ

最近、「2080年から来ました」というメールが届く。
未来から来たんで、いろいろおいしい情報を知っているらしいが
それを知るためには、指定されたサイトを開かなくてはいけない(笑)
ちょっと見てみたいけど
あとが怖いのでやらない。

時間ものと言えば

一昨日のSMAPの謝罪会見のあと
「キムタクはSMAP解散を回避するため、何度もタイムリープしてやり直しをしているらしい」という情報が、Twitterで話題になっていたそうだ。
教えてくれたのは息子その1で、
「何回もくり返しているから、キムタクはなんでも完璧にできるらしいよ」だそうだ。
なるほどねえ。
なかなか納得いく話だよ。
「けど、何度やり直しても草なぎくんが脱ぐのは避けられないらしい」
あ~、そうですか(笑)

ドラマでやって欲しいよ。
時を駆けるキムタク。

でも、謝罪会見を見てて思った。
そんなにつらいなら解散していいよって。
キムタクがもう一度タイムリープできるなら
今度はみんなが笑顔になれる道を。

暴風雪警報

現在知多地方は、「暴風雪警報」発令中。
ということで、小学生も、中学生も、幼稚園児も歩いていない。

この暴風雪警報は、昨日の夜から出ていた。
が、そのときは、雪どころか雨も降っていなかった。
なんで「暴風雪警報」なのか、謎だった。
夜中から降り出すと聞いていたので
朝、5時半頃外を見たけど、積もっているというほど積もってはいなかった。
うっすらという感じ。
ところが、6時過ぎたあたりから、いきなり雪が激しくなってきた。
風も強く、道路は雪煙がたっている。
これぞ「暴風雪」だ。

愛知県に暴風雪警報がでてことって、これまであったのかな。
自分が子どもの頃も教員の頃も「雪で学校が休み」だったことってなかった。
だいたい、そんな警報あったのだろうか?
最近、天気予報で聞くようになった気がする。
日本海側に「暴風雪警報」が出ていると、
やっぱ、学校は休みになるんだよなあと思いつつ、
新潟の方なんて、結構しょっちゅう出てるので、
ホントに休みになるのかなあと疑問に感じてた。
今回明白になった。
台風の時と同じ扱いだ。
命に関わるもんねえ。休みにして欲しいよ。
このあたりの子どもたちは今、雪空を見上げながら、
「11時までは解除されませんように」と祈っていることだろう。

暴風警報も暴風雪警報も困る。
大変な事故や災害が起こるかもしれない。
よ~く、わかっているけど、
ちょっとウキウキしてしまう。
神様、こんなふとどきなわたしを許してください。




あ、暴風雪警報、解除されたみたいΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

親のアイドルを探そう

昨日の中日新聞のコラム(中日春秋)に
「親のアイドルを探そう」という話が載っていた。
認知症の治療として、その人が大好きだった曲を聴かせると効果があるという話題だ。
だから、親が認知症になってしまったら、大好きだったアイドルを探してみようと。

私のアイドルは、やっぱり、SMAPだ。

職場でトラブルなどがあって、どうしても元気が出ないとき
車の中でSMAPのCDを聴いた。
朝は「がんばりましょう」や「SHAKE」を聴いて自分を奮い立たせた。

卒業する子どもたちが歌ってくれた「夜空ノムコウ」
歌声を聴きながら、泣いてしまったことを覚えている。

学校全員で歌った「世界にひとつだけの花」
この歌を全校集会で歌うことにしたときは
まだシングルカットされてなくて、ファンくらいしか知らなかったので
毎日お昼の放送で流してもらった。
まさか、あんなに売れるとは思わなかった。

コンサートも何回行ったか思い出せないくらい行った。
今年はコンサートがあると思うと、元気になった。
頑張って仕事しようって思った。

SMAPが好きなのは
SMAP自身が好きということだけじゃなくて
SMAPの曲は、その時々の私自身の生活とつながっているから。

もし、私が認知症になってしまったら
息子よ、SMAPを聞かせて欲しい。

二度とやらない

数年前、ちまたでもつ鍋がはやったことがある。
うちでは、鍋はよくやるものの、もつ鍋をやったことはなかった。
ある日、職場の人たちともつ鍋を食べてきた息子その1が
「ものすごくおいしかった」と興奮気味に語った。
で、家でもつくって食べようということになった。

もつ鍋のスープは市販されているし、簡単なものだ。
もつは、下ゆでしてあるものを買ってきた。
しかし、それを見た息子は「こういうのじゃなかった」という。
「もっとふっくらしてて、身が厚くて、食べると甘かった」そうだ。
でも、スーパーには息子のいうようなふっらしたもつは売っていなかったので、
「ないもはしょうがない」とそれきり作らなかった。

しかし、先日「ふっくらとしたもつ」が売っていたのだ。
下ゆでしていない生のもつだ。
これなら、息子のお望みのもつ鍋が作れることだろう。

作り方を見ると、もつは下ゆでし、よぶんな脂を捨てろとのこと。
はいはい。わかりました。
で、ゆでて…ざるでこして…の最中に驚いた。
シンクに氷のような薄い膜がびっしり張っている。
な、なんだ? これ?
指で触れてみてわかった。脂だ!

水を流すとみるみるシンクの中の脂が固まっていく。
もちろん排水口など油まみれだ。
排水トラップをのぞいてみると、油がべっとりとついている。
こんなの流れていったら大変だ。
割り箸にキッチンペーパーを巻き、脂をひたすらすくう。
何度も紙をかえ、手もべとべとにしてすくう。
どこもかしこも脂だらけなので、とにかく拭く。
強力マジックリンをつけて、拭きまくる。
これでいいかと思っても、乾くとまた白く脂が浮き出てくる。

もつの脂、尋常じゃないんですけど!
クックパッド! そういうことも教えてよ!

拭いても拭いても脂は残っている。
しかし、夕飯も作らないといけないので、ゆでたもつを使い、もつ鍋を作った。
「これこれ。この味」
と息子その1はご満悦。
しかし、私の頭の中には排水溝にこびりついた脂の固まりがいすわっている。
下ゆでしただけであんな脂が出るということは
今、この鍋には、どれだけの脂がひそんいるのか。
食べただけで血管がつまりそうな気がする。
想像するだけで食は進まない。

普通なら、食べ残した鍋は、おじやにするとか
スープにするとか再利用するのだが
「これはもうやめよう」と私の希望で、今回のもつ鍋は廃棄することにした。
しかし、残ったスープを捨てることはできない。
排水管がどうなるか考えると、めまいがしそうだ。
という、わたしのたっての願いで
夫が庭の隅に穴を掘り、そこに埋めた。
残った野菜ももつもいっしょにだ。
春になったら、栄養たっぷりなもつの花が咲くかもしれない。

つくしちゃんとすぎなさん

まはら三桃「つくしちゃんとすぎなさん」(講談社)を読んだ。
tukuchachan
2年生のつくしちゃんは、転校してきたばかり。
学校の帰り、るなちゃんに「あそこの家には魔女がいるんだよ」と教えられる。
でも、そこに住んでいたのは魔女ではなくて一人暮らしのおばあちゃん。
つくしちゃんの落とした縄跳びを拾ってくれたことで仲良くなるが、
「わたしのことは、おばあちゃんではなくて、すぎなさんと呼んで」と言われる。
「つくしちゃん」と「すぎなさん」が、章ごとに交互に語り手になるので、両方の気持ちがよくわかる。

すぎなさんが、よくお話に出てくる「心優しいものわかりのいい」だけのおばあさんでなく「ちょっと偏屈」で「気が強い」とことがいいなと思った。
つくしちゃんとすぎなさんは、本当に友だちなのだ。
最近は、登下校中に声をかけるだけで「不審者扱い」されるが
本当は、近隣の人たちとこんなふうにふれあっていくべきなのだ。

つくしちゃんのママはイギリス人だが、そのことを特別なこととして書いてないのがいいな。
外国人が転校してきたり、近所に来たりするだけで大騒ぎする時代じゃないのだ

陣崎草子の絵もほんわりしていていい。

今日、図書館で

今日、地元の図書館に行ったら
私の本の置いてあるコーナーに若いお母さんが本を返しに来た。
手に持っているのは「がっこうかっぱのイケノオイ」。
「イケノオイ」を返すと、そのまま次の本を選び出した。
横で見ていると
まず「先生、しゅくだいわすれました」を手にとってパラパラと中を見ている。
「ママ~」と足下に来たのは
幼稚園くらいの兄弟。
う~ん。この子たちには、ちょっと難しそう。
お母さんもそう思ったのか、本を棚に返す。
それから、コーナーに飾ってある私の写真のパネルをチラッと見た。
どきっ!
本人が横にいるんですけど……。
でも、横にいる私に気づく事なく
そのあと「くつかくしたの、だあれ」を手にとって、歩いて行った。

自分の本、借りて行くとこ、初めて見た。
よっぽど「それ書いたの、私ですよ」って言おうかと思った。


昨日は、非常勤講師として勤務している学校に行った。
2年生の子どもたちと話していて
「今度、怖いお話書くよ」と言ったら、
「すっごく怖いのお願いします!」
「絶対絶対怖いのがいい」
「1年生が、泣き叫ぶようなやつ」
……
どんだけ怖いのが好きなんだ

昨日東京で

昨日は、朝から東京に出かけ、
3つの用事を済ませてきた。

まずは、新宿南口で元ポプラ社の担当のSさんと待ち合わせ。
「テディベア探偵」の担当だったSさんは
今年からのら書店という出版社に変わられた。
サザンタワーの中の「パパミラノ」でランチをした。
二人だけの「お疲れ様会」というところだ。
「テディベア探偵」をポプラで書くことになったきっかけは、
Sさんのくださった、厚い手紙だ。
ポケネコにゃんころりんを全巻読んで、是非うちでもかいてもらいたいという旨の手紙に胸が熱くなった。
5冊だけだったけれど、いっしょにお仕事できて本当に良かった。

その後は、春に出版を予定している出版社の編集者さんと打ち合わせ。
今度は、新宿東口側の「椿屋珈琲」。
編集者のOさんが、わたしの書いた原稿にものすごく愛情を持ってくださっているのが伝わってきて、
「いい本にしなくちゃ」と改めて思った。
今、わたしの一番力の入っている仕事だ。

で、その後は、代々木で「日曜版しんぶん赤旗」のマンガ担当のTさんとHさん、そしてイラストレーターの沢音千尋さんと待ち合わせ。昨年の12月の終わりで、マンガ版「ポケネコにゃんころりん」が終了したので、その打ち上げ会だ。
マンガ版ポケネコは、2011年にも1年間、そして今回9ヶ月間と長い間連載していただいた。
といっても、毎週、マンガをがんばって書いていたは沢音さんで、
わたしはゲラをチェックしたり、マンガの筋を考えていただけで、たいした仕事はしていない。
でも、毎週届けられるゲラのチェックも楽しかったし
原作にはないサイドストーリーを考えるのもウキウキしていた。
打ち上げ会は、代々木駅の近くの「Bistro ひつじや」という多国籍の料理のお店。
「ヒツジ肉のたたき」とか「チュニジアのぎょうざ」とか「エジプトのシシカバブー」とか「魚のオイル焼き」とか、すごくおいしかった。
飲み物もいろいろな国のビールやワインがあって、楽しかった。
新聞社の人たちと仕事をするなんて、十年前のわたしには想像もできなかった。
自分の原作がマンガになるなんてことも。

終電に乗り遅れたらどうしようとひやひやしていたのだが
無事、品川から新幹線に乗り、ほっと一息。
もうすっかり慣れっこになった日帰りでの東京。
修学旅行以外で初めて東京に来たのは、「MOE」の童話大賞の授賞式だった。
東京に行くというだけで1か月くらい前からホテルや新幹線を予約し、地図でいろいろ下調べしたり、それだけで大仕事だった。何日も前からドキドキしてた。
あの頃は、知り合いだっていなかったし、道も店もなんにもわからなかった。
わたし、いつの間にか、知り合いが増えたんだなあ。
そして、ちゃんと仕事のためにこんな遠くまで一人で来られるようになったんだな。驚異的な方向音痴のくせに。
教員になって
お母さんになって、
結構いい年になって
もう普通に平穏な暮らしをしていくものだとばかり思っていたのに
何かするごとに、人生はどんどん面白い方に進んでいく。

今年はデビュー20年。
自分の成長(!)とか変化とか、そんなものを感じ、
ちょっと感傷に浸りながら、帰ってきた。
プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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