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共同通信社

昨日、共同通信社の記者さんが、
野間児童文芸賞の記者会見の記事の載っている新聞をまとめておくってくださった。
kyoudoutuusinnsha
大阪日日新聞、山梨日日新聞、岩手日報、山陽新聞、伊勢新聞、新潟日報、日本海新聞、茨城新聞、長崎新聞、四國新聞、山陰中央新報、福島民報、高知新聞。
一人の記者さんの撮った写真、記事を元にしているので、だいたい同じなのだけど
こ~んなにいろいろな地域に発信していただけたなんてうれしい。
本当にありがとうございます。


今年は、いろいろな「賞」に翻弄された一年ではあったけれど
最後に素晴らしい賞をいただくことができて、本当に本当に良かった。
今までの自分の人生で3本の指に入る「幸せな年」だった。
(ちなみにあと2本は、息子二人の生まれた年)

来年は、さらなる飛躍を…というべきなのだろうけれど
欲を出さず、こつこつ努力していこうと思う。
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青空トランペット

吉野万理子「青空トランペット」(学研プラス)を読んだ。
aozoratoranpett
浩記は横浜ベイスターズの大ファン。熱狂的なファンの父と妹とともだちといっしょに、頻繁に横濱スタジアムに観戦に行っている。夢というものはないが、将来は弱視の妹の手助けをするのだと思っている。ある日、観戦仲間の健太郎が、母親から「応援するよりされる人になって欲しい」と言われ、観戦に行くのをやめると言い出す。健太郎だけではなく、妹も、自分の夢を持っていることに気づき焦りはじめる。そんな折、番長こと三浦大輔選手が引退すると知る。

作者は、大のベイスターズファン。だからこそできた作品だと思う。
野球の物語としては珍しく「応援する側」の物語だ。
実在の野球選手が登場するのに驚いた。
そして、もう一つ驚いたのが、「弱視」の子の学習支援について、きちんと調べられていたこと。さすが。
夢っていうのは、別に将来の職業じゃなくてもいい。
少し先の未来に希望を持てたらいいのだ。

それからもうひとつ、吉野万理子作品。
「パイロットのたまご」(講談社)
pairott
「おしごとのおはなし」シリーズの1冊だ。
飛行機が大好きな雄大。年の離れたいとこのおにいちゃんが、パイロットになると聞いて興味津々だ。
航空会社に入ったら、すぐに飛行機を運転する練習をするのかと思ったらそうではなかった。
やっと訓練が始まったと思ったら、またそこからが長い長い道のり。

パイロットってこんなに何年も訓練するんだあ…と思った。
そりゃあそうだよなあ。
あんな大きなものに、たくさんの命を乗せて、空を飛ぶのだもの。
わたしも読者のこどもと同じ気持ちになって読んでしまった。

このシリーズ、作者が自分で書く職業を選べるらしい。
吉野さんがパイロットを選んだ理由を聞いてしびれた。
けど、ここに書いていいのかわかんないので、秘密です。

ブロンズ像

贈呈式が終わって気がぬけたのか
風邪を引いてしまった。
胃腸風邪で、金曜から胃痛と吐き気で苦しんでいた。
今日になってようやく復活。

吐き気に襲われている最中、ブロンズ像が届いた。
ものすごい厳重に梱包されてきた。
buronnzuzou
高さ50センチくらい。ずっしりと重い。
ちゃんとわたしの名前が入っている。
家宝にしよう。

作家の戸森しるこさんが、ブログに贈呈式のことを書いてくれた。
あの日、お配りした「祝・野間児童文芸賞 神隠しの教室」と書かれたクッキーの写真も載せてくれている。
(戸森さんのブログ)

祝賀会の写真をもう一枚。
お気に入りの一枚だ。
okiniirinoshasin
みんな笑顔で、いいでしょ?

野間児童文芸賞贈呈式

一昨日12月15日、帝国ホテルで野間賞の贈呈式・祝賀会が行われた。
野間文芸賞、野間文芸新人賞、野間児童文芸賞の三賞の授賞式だ。

本当にたくさんの人が来てくださって、
まるで芸能人のようにパシャパシャと写真を撮られ、
もう夢見心地。

はじめに、選考委員の方々がお話をされた。
児童文芸は、あさのあつこさんがお話ししてくださった。
選考委員全員一致で「神隠しの教室」が選ばれたということだった。
あの、「あさのあつこ」さんが、
わたしの作品をこんなにも褒めてくださっている……。
聞いていたらなみだが出てきた。
そのとき、はっと気づいた。
ハンカチ持ってない。
まさか、拳でふくわけにもいかないので必死で気持ちを平常に戻す。

そのあと、野間文芸賞の髙村さんがスピーチされ
新人賞の今村さんと高橋さんがスピーチされ、
さあ、次はわたしがと思ったところで
あ、鼻水出そう。
さっきの涙のせいだ。
まずいと思ったけど、もうどうすることもできない。
マイクの前で鼻をすするのはかっこわるすぎる。
ちょっとくらい鼻の下が光っていたとしても、見えない…たぶん。
どれだけ多くの人の前で話しても緊張しないが
鼻水が気になってしかたない。
今、このとき、わたしが鼻水を気にしているとは誰も思っていないだろう。
末吉先生の名前を出したら、さらに泣きそうになってしまったし。
もう、いいや。鼻水小僧で。

贈呈式の後は祝賀会。
たくさんの方が声をかけに来てくださった。
同人仲間、作家のお友達、イラストレーターさん、他社の担当編集者さん。
今までおつきあいのない出版社の方々からもいっぱい名刺をいただいた。

ももたろうの同人たちと記念撮影。
momonominnade

二次会では、ももたろう同人たちが丸山ゆきさんにたのんで
こんなすてきな絵をプレゼントしてくれた。
maruyamsanto
「神隠しの教室」の子どもたちが、笑顔で扉から飛びだしてくる絵だ。
「子どもたちの未来が、明るいものでありますように」そんな思いのつまった絵。

三次会まで行って、
最後お開きにするとき、担当編集者のHさんと握手をした。


nomashounoohana
野間児童文芸賞の賞状。
後ろのピンクのバラの花束は、Hさんからいただいた。
50本もある。
深紅のバラは、講談社さんから。
黄色とオレンジのかわいい花束はポプラ社さんから。


……ところで
今回は夫にも来てもらったのだが
着物に着替えたわたしに夫はいった。
「賞をとりそうな人に見えるよ。島倉千代子みたいで」
精一杯の褒め言葉らしい(笑)

うみのとしょかん

葦原かも「うみのとしょかん」(講談社)を読んだ。
uminotoshokan
海の底の図書館では、たくさんの魚が本を読んでいる。
ここでは、サメの横でイカやエビが本を読んでいても大丈夫。
「食った食われた」のない場所なのだ。
この図書館の司書さんはヒラメ。
砂の中から、その魚にぴったりな本を取り出してくれる。

5分ほどの朗読できそうなお話が4つ。
「タコのはっけん」「マンボウのなやみ」「マグロとクルマエビ」「ほんのしゅうりやさん」
よく絵本に出てくる「おさかなさん」ではなく
しっかり種類が書かれているところがミソ。
アオザメなんていうのもでてくる。
よく読んでると「タコの目の形は山羊に似ている」とか「マグロは、いっしゅんもとまれない」とか「マンボウは食事のとき以外はたいてい寝てる」「ブダイは、とうめいな液体を出す」とかわかる。

そして海の図書館ならではの悩みも。
これが、けっこうおもしろい。
「カニくん、ウニくん、本を読むときは気をつけてくださいよ」といいたくなる。

これは、講談社の「どうわがいっぱい」のシリーズなのだが
このシリーズの本は、低学年で読み聞かせするとたいていウケる。
これも、ちょっとした空き時間に担任の先生が一話ずつ読んであげるといいと思う。

辺獄のシュベスタ6

竹良実「辺獄のシュベスタ6 最終巻」(小学館)を読んだ。
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魔女の子とよばれ、修道院に入れられたエラ。
魔女の汚名を着せられ、処刑された母の敵を討つため、
総長を殺害するチャンスをひたすら待ち続けていた。
そして、とうとうチャンスが巡ってくる。
修道女となる誓願式で、総長と対峙することになったのだ。
修道院での宿願の3年間、復讐の幕がついに上がる。
その行方は……!?

ずっと楽しみにして読み続けてきた「辺獄のシュベスタ」の最終刊。
最後の最後まですごい迫力だった。
改めて1巻から読み直してしまった。

この作家は、絵も大変うまいのだけど
やっぱりすごいのはセリフだ。
「辺獄のシュベスタ名言集」を作って欲しい。

地元の図書館で

地元の図書館で
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こんなふうにしてくださった。
入り口近くの一番目につく棚。
二段目の右半分ほどがわたしの本のコーナー。
ありがとうございます。

ちなみに、左側は同じく地元の絵本作家・間瀬なおかたさんの本がならんでいる。

そして、その下の段には、
地元の輝く星、新美南吉の本がずら~っとならんでいる。
新美南吉って、そんなに長いこと活動してなかったのに
たくさん作品があるんだよねえ。

新しい帯

「神隠しの教室」の新しい帯が届いた。
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題名より大きい「野間児童文芸賞受賞作」の文字!
この帯がついて、書店さんにならぶのかあ。
ドキドキ。

贈呈式まであと1週間となった。
何百人もお客さんがいらっしゃるようだ。
村上しいこさんは1000人くらいとおっしゃっていた。
そんなにたくさんの人が入れるお部屋なんて
わたしには、体育館しか思いつかない。
そうなると、もう全校朝会のイメージしかなく
どうやっても、豪華なパーティーが想像できない……。

日本海新聞

12月1日の日本海新聞に
先月の記者会見の様子が掲載された。
nihonkaisinbun
記者会見で話したことをたくさん載せてくださっている。
あの場にいらした記者さんのどなたが日本海新聞の方だったかはわからないけれど、ありがとうございました。

昨日は、全国学校図書館協議会の機関誌「学校図書館」の取材をうけた。
ずっと緊張しながらインタビューを受けていたのだが
「子どもの頃好きだった本」を聞かれ
「SFベストセラーズっていうシリーズが、すっごく好きで。『時をかける少女』とか『なぞの転校生』とか」
といったら、記者さんが
「ああ、『リュイテン太陽』とか」
と返してくださったので、いきなりテンションが上がってしまった。
「『夕映え作戦』とか」「『黒の放射線』とか」『『見えないものの影』とか」
そう! 記者さんも読んでいたのだ。
同じ本が好きだったというだけで、急に親しみを感じてしまった。
その後は、ものすごくリラックスしてお話しできた。
このインタビューの記事は1月1日発刊の「学校図書館」に掲載される予定。

読売新聞夕刊

12月2日の読売新聞の夕刊に取り上げていただいた。
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写真は「はい、ノルウェーといってください」といわれて撮った写真(笑)
この記事は、今日、送っていただいたもの。
Twitterで知らない人から「記事を読みました」と言われたり
Lineで、友人から「読んだよ~」と言われたりしてたので
送ってもらえてよかった。

読売新聞と言えば
ももたろうの編集をしてくださっているサンタポストさんから、こんな記事が届いた。
biburiobatoru
岐阜県神戸町の小学校でビブリオバトルの様子を取り上げた記事だが
「先生、しゅくだいわすれました」を紹介してくれた子がいたらしい。
自分の全然知らないところで、こんなふうに取り上げてもらっているのもうれしい。

東京新聞では、先日の野間三賞の記者会見のことを記事にしてくださっていた。
これは、童心社のHさんが送ってくださった。

今日は2時から、SLA(全国学校図書館協議会)の取材をうけることになっている。
こちらは、1月1日発刊の雑誌に載せるもの。

大勢の前で話すことは、まったく緊張しないのだけど
インタビューのように、1対1で話すのは緊張する。
たぶん、初対面の人と会話することが苦手だからと思う。
上手に話せるといいなあ~。
プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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