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おすすめ! 日本の子どもの本

JBBY(日本国際児童図書評議会)の
「おすすめ! 日本の子どもの本」に
jbbyosusume

「神隠しの教室」が入れていただけた。
jbbykamikakusi

JBBYは、IBBY(国際児童図書評議会)の日本支部。
子どもの本を通して、様々な国や地域との総合理解を深めるための活動をしている。
このブックリストは、海外に日本の児童文学を紹介する「Japanese Children’s Books」の日本語版だそうだ。
81冊の日本の子どもの本が紹介されている。

「神隠しの教室」、他の国でも読まれたらいいなあ。



今、洗濯物をとりこんでいたら
モンシロチョウが庭を飛んでいた。
モンシロチョウを見ると、きまって思い出すセリフがある。

「よかったね」「よかったよ」
「よかったね」「よかったよ」

あまんきみこの「車の色は空の色」の「白いぼうし」の一節。
間違えて帽子の中からモンシロチョウをにがしてしまった松井さんは、
その後通りかかったお花畑の前で声を聞く。
「よかったね」「よかったよ」
「よかったね」「よかったよ」
野原にはたくさんのモンシロチョウが飛んでいる。

小学校の国語の教科書に載っていた物語だ。

あれから、何十年も経ったのに
いまだに思い出す。
モンシロチョウの代わりに松井さんが帽子の下に忍ばせた、夏みかんのかおりが漂ってくるような気すらする。
一瞬にしてそれを読んだ、5年生のころのわたしにもどってしまうのだ。

あのときの担任の先生は体育の先生で
体を動かすことには熱心だったが
文学には頓着しなかったため
「白いぼうし」は授業でさらりと流しただけだった。
作者があまんきみこという人で
「車の色は空の色」にはまだ他にもお話があるというのを知ったのは
大人になってからだった。
子どものころに知っておきたかった。

教員時代のわたしが、やたらに子どもに本の紹介をしていたのは
そんな思いがあるからなのかもしれない。
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プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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