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児文協 学習交流会

きのうは、日本児童文学者協会の学習交流会・授賞式・親睦会が行われた。

昨年は欠席したのだが
今年は行かなくてはならない理由があった。
学習交流会の第二部で皆さんにお話しするという任務が課せられたからだ。
今年のテーマは「こどもの今と向き合う~こどもの貧困を見つめて~」。
で、依頼書を見ると
「子どもの貧困」を視点に、創作で大事にしていることなどを話してくださいという…。

ここではたと気づいた。
「子どもの貧困を視点に創作したことがない。
一体何を話せばいいのか。
前日(もっと早く考えればいいのに)必死に考えても思い浮かばない。
当日の朝になっても決まらず、焦っているところに童心社のHさんから「参加することにしました」とメールが来た。
プレッシャーが……
新幹線の中で、あれこれ考えたがまとまらない。
結局「神隠しの教室の聖哉の話をしよう」と
それだけを心に決めた。

第一部では、子ども食堂などを通し、こどもの支援をおこなっている栗林知絵子さんがお話しになった。
内容も素晴らしかったのだけど
その話しぶりのうまさに驚かされた。
聞く価値のある話だった。

その後第二部で、「坂の上の図書館」の池田ゆみるさん、「15歳、ぬけがら」の栗沢まりさん
最後にわたしが話させてもらった。
何をどんな順番で話せばいいのかなと迷っていたけれど
話し出してしまえば、あっという間に終わった。
立って話したので、一番後ろの席の人の顔までよく見えた。
ずっとうなずいてくださっている方もいて、
とても話しやすかった。
Hさんは一番後ろの中央にいた。
途中で目をとじてたけど
あれは、目を休めていたんですよね?
まさか、寝てたなんてこと、ないですよね?(笑)

わたしは「貧困=不幸ではない」
と話したのだけど
そのことについて、賛成してくださった方が何人もいた。

貧困は、ひとつの事象にすぎない。
そういった状況下で何をし、何を思うかだ。
作家が見つめなければいけないのは、そこだ。

何はともあれ、学習交流会は無事終了。
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プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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