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我が子のように育てる?

アジサイの季節だ。
犬の散歩をしていると、あちらこちらで咲いている。
お庭に植えられているものもあるけど
そうでもない土手などにも咲いている。

で、アジサイを見ると思い出すことがある。

数年前「日本児童文学」という雑誌で投稿作品(短編)の選評をしていた。
その中で、老夫婦が庭のあじさいを「我が子のように育てた」という文章があった。
そこにひっかかった。
アジサイといえば、そこここで、けっこう勝手に咲いている。
うちのアジサイも、誰が植えたかわからないまま
ずいぶん昔から季節になると咲く。
手入れなどしなくても大きな花をつける。
そんなアジサイを「我が子のように育てる」というはピンとこなかった。
で、それを正直に評として書いた。

でも、アジサイの季節が来るたびにその文を思い出し、
もしや、アジサイとはそれくらい手をかけるものなのかと考え、
うちのアジサイに手をかけてみようと試みた.。
水は毎日かける。(これは、まあ、普通のことだ)
たまに肥料をやる。
ちかくの雑草の抜いてみる。
……手がかからなくて、我が子のように育てられない。
我が子は、この何万倍手がかかった。
多分、どこの子も。

いや、手がかからなくても「我が子同然に愛情をかけた」ということなのだろうか。
たとえば、毎日話しかけるとか
嵐の日には、カサをさしかけ守ったとか

う~ん、やっぱりピンとこないな。

ていうか「我が子のように育てる」という表現自体がまちがってるのかもしれない。
生まれてすぐの「我が子」をコインロッカーに捨ててしまう親もいるのに。
「我が子のように」といった時点で
読み手に丸投げしてしまうような気がする。
なんとなく使いたくなる表現だけど
(とくにペットとかに)
使わない方がいいかもなあ。


「先生、しゅくだいわすれました」の17刷が届いた。
17zuri
全国の読書感想文コンクールの課題図書だった「がっこかっぱのイケノオイ」を抜いて
わたしの本の中では、最高部数になっている。
いつもいろいろなところにお薦めしてくださっている童心社のみなさま、ありがとうございます。

吉田桃子様

拍手コメント、ありがとうございます。
前にもコメントくださっていたんですね。全く気づかず、失礼しました。
福島SFの贈呈式のときは、いらっしゃるの、気づいていました。
あれ? 福島SFですでに本を出していたんだっけ? とスマホで確認しました。
福島SFのあと、講談社児童文学新人賞をとったんだ、すごいなあと思いましたが
みなさんとお話ししてみえたので声はかけませんでした。

このたびは、日本児童文学者協会新人賞、おめでとうございます。
舞台でお話ししている桃子さん、アイドルのようにかわいくてお若いなあと思っていました。
でも、実はここにたどり着くまで、いろいろな道をたどっていらっしゃって
決して、簡単に今回の賞を取られたのでもないんですよね。
もちろん、才能はおありになると思いますが
なによりも、書き続ける努力をしてみえた方なんですよね。
努力が実を結んで、本当によかったです。
ホントに、おめでとうございます。
きっと、またお目にかかれることがあるかと思います。
そのときは、お声をかけさせてくださいね。
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プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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