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万引き家族

カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したことで話題の映画「万引き家族」を観てきた。

映画は、父(リリーフランキー)が、スーパーで息子に万引きをさせる場面から始まる。
うまく盗めるように、父は盾になるのだ。
その帰り、アパートのドアの外で、うずくまっている女の子を見つける。
「まただ」というところをみると、今までも見ているのだろう。
2月。寒い時期だ。思わず女の子を連れてかえってしまう。
女の子の体が傷だらけなことに、おばあちゃん(樹木希林)が気づく。
一度は、女の子を帰そうとするものの、結局帰すことができず
娘として育てることにする。
ここから、少しずつ歯車が狂い出す。

いつもは、何を見に行ってもガラガラの映画館が、今日は、ほぼ満員だった。
大きな賞を獲った映画だからと見に来たんだろうなあ。
わたしも、期待して行ったうちの一人だ。
で、どうだったかというと
後味が悪かった。

役者さんたちは、みんなすごくよかったし
なるほど、なるほどと共感し
え、どうなるの? とハラハラし、
目が離せなかった。

が、

このラストは嫌だ。
言いたいことがいっぱいあった。

先日、親からの虐待で亡くなった5歳の女の子を思い出してしまった。

池脇千鶴演じる警察官の女性は、
「こどもは、みんな、お母さんがいいの」という。
そんなの、幻想だ。
母親といれば幸せなのか。
血のつながった家族といれば幸せなのか。
家族って、なんなのか。
この映画は、きっとそんな問いかけをしているのだろう。
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プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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