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「空飛ぶタイヤ」と夏休みのおすすめ本

長瀬智也主演「空飛ぶタイヤ」を観てきた。
原作は、池井戸潤。
従業員80人の赤松運輸。
ある日、運送中にトラックのタイヤが脱輪し、歩道を歩いていた主婦に激突。
主婦はなくなってしまう。
調査にあたった大企業のホープ自動車は、整備不良という結論を出す。
しかし、赤松社長(長瀬)は、それは、トラックそのものに欠陥があったのではないかと考える。
町の運送会社が、大企業を相手に戦いを挑む。

池井戸潤の作品は、多くが、
小さな町の企業が大きな企業と戦い
形勢不利な状況のなか、一瞬、有利になるものの
またすぐにつぶされ、
もうだめだという最後の最後に一発逆転。
決まっている。
人気のテレビドラマもだいたいそうなのだけど
でも、観ちゃうんだな、これが。
どんな風に逆転するかもおもしろいのだけど
まず、安心感、爽快感があるのだ。
弱いものが強いものを打ち負かすっていうのも、日本人が好きなパターンだ。
今回の映画も、そのパターンではあるけど、おもしろかった。
わかりやすいし。
心理描写の多い映画だとすぐに飽きるうちの夫も、最後までおもしろかったようだ。

わたしは、映画を観つつ「どこに伏線を引くのか」とか「なにをきっかけに次の行動に移させるのか」とか
そんなのばっかり考えてしまう。
また、今回、脱輪事故で女性が亡くなったのだけど
何年か前に、トレーラーのタイヤが外れ、たしか小さな子どもとお母さんが亡くなる事故があったと思う。
池井戸潤の小説が、その事故の前に書かれたものか後に書かれたものかはわからないのだけど
こういうものを映像化、または書籍化する場合は
その遺族の方に許可をお願いするのだろうか。
具体的にモデルにしたわけじゃないなら、不要なのかな。
でも、遺族の方は、思い出すだろうな、いやでも。
なにか実際の事件をモチーフにしながら
フィクションを書くときは、どのくらいの人に許可をいただけばいいのだろう。
児童文学では、あまりないことだろうけど。

映画の前に、アピタ阿久比店のくまざわ書店に寄ったら、
「先生、しゅくだいわすれました」が、夏のおすすめ図書として平積みしてもらってあった。
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それから、先週イオン東浦の書店リブレットさんには
ionhigasiura018
「神隠しの教室」が。

たくさんの子どもたちの手に届きますように。
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プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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