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季節風同人出版記念の会

昨日は、同人誌「季節風」からデビューされた相川郁恵さん、有島希音さんの合同出版祝いの会に、出席させてもらった。
相川さんが、ご招待してくださったのだ。
相川さんは、「ももたろう」の購読者で、親しくさせていただいている。
お二方のデビュー作は、
orekarasoredemohitonotumorikana
相川さんは、福島正実記念SF童話賞の大賞を取ってのデビュー。
軽やかで楽しいパラレルワールドものだ。
有島さんは、長年創作に打ち込んできた成果が実り、
編集者さんの目にとまったそうだ。
「それで人のつもりかな」というセンセーショナルな題名は
石川啄木の「ハンノキのそれでも花のつもりかな」から来ていて
岩崎書店前社長・岩崎夏海氏がつけられたそうだ。
内容については、岩崎書店の編集長さんが、大絶賛しておられた。
わたしも読ませていただいたが、壮絶な話で
渾身の一作という感じだった。

デビューしたばかりの新人さんとはいえ
お二方とも60代で
すでに大御所の風格さえ漂わせている。
このところ、児童文学の世界、60代の新人作家が多い。

でも、最後のスピーチで涙ぐんでいた相川さんの姿に
司会者ももらい泣きしてしまうなど
感動的な会だった。



さて、昨日は、最終日だった「かがくいひろし原画展」にも行った。
場所は、ブロンズ新社のギャラリー。
原宿駅の近くのマンションの3階ということはわかったが
どのマンションかがわからず、うろうろしていたら、親切な警備員のおじさんが教えてくれた。
kagakui
狭いギャラリーの中は、人でいっぱいだった。
みんな、一つ一つの絵を笑顔でみていた。
こどもたちもたくさんいた。
かがくいさんは、養護学校の先生で
元々は自分の教え子たちに作品を読み聞かせていたらしい。
こどもたちの発達に応じた、一人一人のための絵本を作っていたそうだ。
2005年に「おもちのきもち」が講談社絵本新人賞を受賞し、デビュー。
次々と作品を出したが、2009年54歳で膵臓がんのため亡くなった。
まるで駆け抜けたような作家生活だった。
会場では、かがくいさんが、こどもたちのためにとったお話のビデオや
養護学校のこどもたちとの合作絵本の発表もされていた。
いい先生だったんだな、と思った。
まだ、下書きの未発表の作品も展示されていた。
書きたかっただろうな、もっと。

昨日は、イラストレーターの佐藤真紀子さんともお会いした。
次回作の話をちょっとだけ。
今度の作品は、また佐藤真紀子さんと組めることになっているので、すごく楽しみ。

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プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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