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検察側の罪人

映画「検察側の罪人」を観てきた。
木村拓哉・二宮和也主演。

都内で老夫婦が殺害される事件が起こる。
容疑者として浮かび上がってきたのは、二十年以上前に女子高生殺人の容疑者になっていた男・松倉だ。
限りなく黒でありながら、立証できず、時効を迎えている。
松倉は、未成年の頃にも殺人を犯している。
しかし、未成年であったがために、それ程重い罪に問われてはいない。
二十年前に殺された女子高生は、最上検事(木村)が大学生の頃住んでいた下宿の娘だった。
最上は、時効を迎えた今も、犯人を罰したいと考えている。
今回の事件を契機に、松倉を裁くことを願っている。
一方、もう一人の検事沖田(二宮)は、最上を尊敬し、ついて行きたいと考えているが
徐々に疑問を抱き始める。
本当に、松倉は犯人なのか。
松倉を罰することが正義なのか。

正義を追求する二人の検事。
自分の抱く正義に絡め取られていく最上と、あくまでもまっすぐに正義を見つめる沖田のせめぎ合いがすごい。

過去に罪を犯していながら、その罪を償うこともせず
のうのうと暮らしているやつは許せないと思う気持ちは、誰でもあると思う。
ましてや、その被害者が、自分の家族や大切な人だったら。
検事という仕事に就いていたら、絶対追いつめたい。
そうしなくちゃ、気がすまない。
でも、そういう気持ちがあまりに先走ってしまうと
冤罪を生みかねない。
正義は、一線を越えるとくるりと悪に変わってしまうのだ。

見終わった後、夫の感想は
「イマイチおもしろくなかったんだけど」だった。
そうであろう。
夫は、こういう白黒はっきりしないものは好きではないのだ。
ストーリー的に奇抜ではないし
同じ検事ものでも「HERO」のような
会話で楽しめるような面白さは、微塵もなかった。
一言で言って、重い。
ひとつもすっきりしない。
でも、元SMAPのキムタクであることも、嵐のニノであることも忘れていた。
私的には、よかったな、この映画。
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コメント

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Re: 映画と関係なくてm(_ _;)m

メールありがとうございます。お久しぶりです。お知り合いから薦められた本が、わたしの本だったなんて、縁はどんなふうにつながっているかわかりませんね。そうですか。今はそういうお仕事をなさっているんですね。大変なお仕事かと思いますが、きっとたくさんの人の支えになっていると思います。お互い、体に気をつけ頑張っていきましょう。
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プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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