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形埜小学校で講演会

岡崎市立形埜小学校で講演会を行わせてもらった。
今、現在は岡崎市だけれど、数年前までは額田郡だったところ。
岡崎市の中では、ずいぶん端の方だ。
山間の小学校とは聞いていたが、本当に山の中だった。
一番近い駅から20㎞。バスは一日4本とも聞いていた。
車でなければ絶対いけそうにないところだが
山道を自分で運転していく自信が1ミリもなかったので、夫に乗せていってもらった。

2時間くらい前に家を出た。
岡崎は大きな町で、半田なんかよりうんと都会だ。
しかし、統合を進めていることもあり、すべてがそうではない。
小学校に向けて車を走らせていくうちに、どんどん自然が豊かになっていく。
普段、学校などで講演するときは、早めにいって、最寄りのコンビニで時間を調節する。
今日もそのつもりだった。
「あと30分くらいかな」というところでコンビニがあったのだが
「もう一つ先のコンビニにしよう」とスルーしたところ
もうその先は、コンビニどころか、自販機すら見当たらない。
どんどん山の中に入ってく。
家もまばらで、本当にこんな所に学校はあるのかと不安になってきた。
学校の近くまで行くと、やや人家が増えて、美容院や農協などがあったのでほっとした。
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(写真は「ふるさと読本ぬかた」からお借りした)
全校生徒53人。
10キロ以上離れたところから通ってきている子もいるそうだ。
玄関から入ると、すぐに全校のこどもたちの顔写真が飾ってあった。
「形埜ファミリー」というタイトルつき。
そうか。みんな家族なんだ。
給食は、玄関脇のランチルームで、全校で食べるし
朝の会も、学級ごとではなくいっせいにやるらしい。
なんだか、いいなあと思った。

今日は、学校公開日にもなっていて、まず1時間目は参観授業。
2時間目、体育館(町民体育館にもなっているらしい)で学校保健委員会。
その後に、講演をさせてもらった。
この講演会は「青少年健全育成」の行事になっているので
こどもたち以外、保護者、社会福祉協議会、地域の方々が来てくださっていたようだ。
といっても、わたし的にはこどもたちがメインなので
本日はクイズや、お話作りも交えて行った。
katanoshou
今回のお話作りは、
「宿題を忘れたいいわけ」をみんなで考えるもの。
みんな、乗ってこなかったらどうしようと不安だったが、杞憂に終わった。
こどもたちの表情が、とてもよくて
大切に育てられている子たちなんだなあと感じた。

後半で、子ども時代の話をし、「勉強でも運動でも目立つところのなかった」わたしが、小学校の5年生から創作を始め、「どうしてもプロの作家になりたい」と、長い年月をかけてデビューし、そして、昨年は、「野間児童文芸賞」という大きな賞をいただけた。あきらめずにコツコツと続けていくことで、大きな奇跡が起こることもあると話したとき、一般の席の方で拍手をしてくださった方がいた。うれしかった。
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こんなかわいいお花もいただいた。

講演会の後、こどもたちはいったん教室にもどり
わたしに、お手紙を書いてくれたようだ。
近日中に届くことだろう。
楽しみだ。
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プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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