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教室に幽霊がいる

藤重ヒカル「教室に幽霊がいる!?」(金の星社)を読んだ。
kyousituniyuureigairu
教育実習生の柚木先生がパソコン室で泣いていた。
秀太たちが、先生のパソコンをいじったことが原因ではないかと女子たちにせめられる。
パソコン室に謝りに行くと
突然壁が光って、眼鏡をかけた女の人が現れる。
先生のようだけれど、秀太たちと話をした後消えてしまう。
幽霊だ! と秀太たちは震え上がる。
次の日には、パティシエの幽霊が、またその次の日にはサッカー選手の幽霊が現れる。

幽霊は、もちろんただの幽霊ではない。
ちゃんとそこには理由があるのだ。
作者の前作「さよなら、おばけ団地」同様、ちょっと不思議な世界が描かれている。
文章がうまいので、一気に読めた。

3カ所だけ、気になるところがあった。
一カ所は物語の根幹を支えるところなので秘密。

もう一カ所は、どうでもいいことなんだけど、
教育実習生の先生が、自分が小学生だったとき
クラスは50人くらいいた、といったところ。
柚木先生、何歳だよっ! とつっこみたくなった。
わたしの子どものころだって、MAX45人。
ここ30年くらいは(いやもっと経ってるかな)40人に決められている。
50人いたのなんて、50年以上前だ。
筋には関係ないから、ホント、余計なことなんだけどね。

あと、パソコン室に現れる幽霊たちがすることが
幻ではなくて、実際に怒ってしまう設定。
黒板に文字は残ってるし
サッカーボールはちゃんと壁にや机にあたって教室がぐちゃぐちゃになるとか。
パソコン室なので、心配。
水が出てきたときなんて
「床の配線が」とか「パソコンが」「電気が」とかハラハラ。
「そう見えただけ」の錯覚にしておいた方がよかったかも。
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プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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