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野間賞の授賞式

昨日は、野間賞の授賞式だった。
昨年も歴代の受賞者の一人としてご招待いただき参加させてもらったのだけど、
現在は、小学校で臨時職員として働いている身。
そうそうお休みももらえないのでやめておこうかとも思ったのだけど
今年の受賞者は、仲よくさせていただいている戸森しるこさん!
これは行かねば、東京へ。

せっかく上京したので、帝国ホテルの喫茶店で
少しだけ仕事の打合せをしたのだけど
ブレンドコーヒー、一杯1480円!
いや、払っていただいたのでいいんですけど。
ここに来てもらって、申し訳ない気が……。

今年から野間賞は「野間出版文化賞」が新設され
野間三賞ではなく、野間四賞になった。
野間出版文化賞は、新海誠監督、作家の東野圭吾、「りぼん」「なかよし」の二誌、そして特別賞に乃木坂48の白石麻衣さんと生田絵梨花さん。
おそらく、というか絶対に白石麻衣ちゃんねらいのテレビカメラが
会場の後方にもうけられた台の上にずらり。
麻衣さんは、この世のものとは思えないくらいきれいだった。
いいもの、見させてもらったわぁという感じだ。
受賞者全員がならんで写真をとる際
東野圭吾氏が高々かと花束をかかげ
一気に主役になっていた。
まあ、主役に間違いはないんですけど(笑)
さすが、東野圭吾。かっこいいな。

肝心の戸森さんは、スピーチも堂々とした物で
「これから戸森しるこの第2章です」とおっしゃってた。
1章の締めが、「野間児童文芸賞」って、凄すぎだな。

祝賀会は、普段会えないいろいろな作家さんや編集者の人に会えて楽しい。
こういう場に招待してもらえるってうれしい。
自分も頑張ろうって思える。


しかし、帰りの新幹線の中で問題が起こった(大袈裟)
昨日、わたしは、張り切って着物を着ていった。
たまに着ないと着方を忘れるし
こういうときくらい着ないと、ずっとタンスにしまいっぱなしになってしまうから。
着物をお召しになる方はわかると思うが
着物を着る際は、とにかく補正をする。
おなかに、胸に、こしに、タオルを巻きまくって
ひたすら丸太ん棒のようにするのだ。
きのう、わたしのおなかには、二つ折りにしたタオルが2本、
肌襦袢、長襦袢、伊達締め、帯板、帯が重なっていた。
新幹線の中は暑く、じんわりと汗をかいてきた。
暑い、と同時にかゆい。
帯の下……おなかがかゆい。
他の部分なら、なんとかかくことは可能だ。
しかし、帯の下は、なんともならない。
指も入らないし、もちろん、上からなにをしたってなんともない。
けど、かゆい。
我慢できないかゆさだ。
タオルを巻き付けた紐をしめすぎたせいかもしれない。
ああ、帯を取りたい!
同人仲間の蓼内さんにラインでそのことを告げると
「たたけ」という指令がきた。
たたく。効果は期待できないが、気が紛れるかも。
しかし、座席でたたいているとかなり不審なので
連結のあたりまで出て、トントンたたいてみた。
気は紛れるが、吐きそうだ。
会場でワインも飲んだし。吐いたら悲惨。
しかたない。もっと別の方法で気を紛らわそう。
座席に戻り、「新しい話のネタを考えよう」と思ったが
だめだ。かゆさに勝てない。
これは、もう頭を無にするしかない。
頭の中で歌を歌おう。
なんにしよう。そうだ。年末といえば……。
わたしの頭に浮かんできたのは「第九」
♪ダイネッツォベルゲッテルフンケン♪
高校のときうたったことがあるのだ。
覚えている箇所だけを、何度も何度もくり返す。
新幹線の中で和服を着た女が
頭の中で第九をリフレインしているとは誰も気がつかないだろう。
しかも、それはかゆさを紛らわせるため。

効果があったのかよくわからないが
新幹線の中で帯をほどくことなく
無事に帰宅。
来年野間賞のパーティーに行くときは、着物はやめよう。

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コメント

ありがとうございました

先日はお忙しい時に来てくださってありがとうございました。
並んだ時に東野さんが手をあげたのかっこよかったですよね〜。スピーチもさすがだなぁ、言うことが違うなぁ、さすが東野圭吾さんだなぁと思いながら見ていました。同じ台の上に立てたなんてすごいなと改めて思います。

そしてお帰りの電車の中でそんなトラブルが…(笑) 着物って大変ですね。でもとてもお似合いでした!
来年からはわたしも過去受賞者として招待してもらえるみたいなので(たぶん)、それがとてもうれしいです。胸を張って出席できるよう、しっかりがんばらねば、と思います。
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プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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