FC2ブログ

グンカングンカン・ハワイ

「鬼ヶ島通信70+4号」の中の
「てのひらのせんそう」(みうらかれん)を読んでいて、
そうか……と思ったことがあった。
ストーリーとは関係のない話で申し訳ないのだけど
作中に「グンカングンカン・ハワイ」という手遊び(ゲーム)が出てくる。
知っている人も多いだろう。
グーチョキパーをつかった遊びだ。
物語の中では「せんそう」と呼ばれている。
グーは軍艦、パーはハワイ、チョキは「沈没」或いは「朝鮮」
大きくなった少女たちは、「不謹慎」な遊びと眉をひそめる。

そうか、あの遊びは「戦争」を表していたのか。
知らなかった。
グーは軍艦、パーはハワイ。なるほどねえ。
なぜわたしが、気づかなかったかといえば、理由はひとつ。
わたしの育った町では
チョキは、「沈没」とかではなく「ピーナツ」だったからだ(笑)
グンカングンカン・ピーナツ。
ピーナツに戦争を匂わせるものはないから。
「ピーナツピーナツ・ハワイ」なんて言ったときには
南の島と、そこにできる木の実を想像していた。(それはピーナツでなく、ヤシの実である
グーのグンカンも、
チョコレート・パイナップルと並んだ「グリコ」なみに
ただの語呂合わせだと思っていた。

なぜ、チョキが「ピーナツ」か、不思議に思う方もいるだろう。

こちらでは、「チョキ」ではなくて「ピー」だったのだ。
グー・ピー・パー。
今思えば、なぜピー?
ピースのピーだとしたらすごいが、多分、ちがう。
ちなみに「ジャンケンポン」ではなくて「ジャンケンエ」だった。
「ジャンケンショ」という場合もあった。

日本全国的には「ピー」ではなく「チョキ」というのだと
大きくなるにつれわかってきて、修正した。
今ではわたしも「チョキ」「ジャンケンポン」と何のためらいもなくいえる。

「スター誕生」のコーナーで
欽ちゃんが「あっち向いてほい」とか「どびんちゃびんはげちゃびん」とか広めてくれたおかげで
「グンカングンカン・ハワイ」をする子も見なくなった。
この物語を読んで、久々に思いだした。

けど、そうかあ。
「グンカングンカン・ハワイ」は、そういういわれの遊びだったのかあ。
そりゃあ、不謹慎だわねえ。

スポンサーサイト



コメント

Secret

プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR