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旅猫リポート

有川浩「旅猫リポート」(文藝春秋社)を読んだ。
tabineko
イラストは、コロボックルの絵で有名な村上勉先生。

本来、作家や画家の名前を書くときは、呼び捨てにすべきなのだけど
村上先生は、呼び捨てに出来ない。
村上先生と佐藤(さとる)先生は、私にとっていつ、どんなときも「先生」だから。
村上先生は、もうずいぶんお会いすることができないでいるが
この本を見て「ああ、元気に描かれているんだな」とうれしくなった。
お話の中に、コロボックルも一瞬でてくる。

お話は、ナナという猫の話
もと捨て猫だったナナは、サトルに拾われ、5年間いっしょに暮らす。
でも、「いっしょに暮らせない」事態が起こる。
ナナを誰かにゆずるための旅が始まる。

切ない話だった。
こんなにかわいがっている猫を手放さなきゃならない事情は
うすうすわかってくる。
でも「っていうストーリーじゃなきゃいいなあ」という方向へと話は進む。
これはね、泣きますよ、みんな。
猫好きじゃなくても、やられるな。
サトル、いいやつすぎるし、不幸すぎるし。

小学生には無理。
中学生以上。
というか、大人向きの絵本。
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プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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