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鬼ヶ島通信70+4号

「鬼ヶ島通信70+4号」ができあがってきた。
onigasima74
わたしの「ボーダレス(仮)」は、連載4回目。
今回の特集は「わかりあえないことから」
平田オリザの著書からの引用だ。
わかりあえないことからはじまるコミュニケーションがテーマで
執筆陣は、岩瀬成子、黒川裕子、長江優子、みうらかれん、小手鞠るい、内田麟太郎など。
対談は、田島征三・那須田淳
柏葉幸子「ミズルの図書館」は、連載第2回目。

自分のことは横に置いていわせてもらうが
はっきりいって「鬼ヶ島通信」は、豪華だと思う。
こんな執筆陣がそろうことって、そうそうない。
1冊1000円は、安い。

興味のある方は
鬼ヶ島通信HP
をご覧ください。
(HPは、まだ70+2号になってますが……)

12月にもらったシクラメンが
すっかり終わったので
水を切って休眠させようと思ったら、
suikuramen527
まだ、今から咲こうとしている蕾を見つけた。
ずいぶん、のんびりやだ。
今年の冬に咲かせるためには
もう水を切って、枯らしてしまった方がいいのだけど
もう少し
この子が咲き終わるまで待とう。

トリコロールをさがして

戸森しるこ「トリコロールをさがして」(ポプラ社)を読んだ。
torikoroll
小学4年生の真青(まお)は、二つ年上の真姫(まき)ちゃんが好きでたまらない。
でも、6年生になってから真姫ちゃんは冷たい。
クラスの友達といるところに声をかけると嫌な顔をするし、
いっしょにでかけたいなんていうと、おこる。
なぜ、冷たくされるのか真青にはわからない。
真姫に嫌がられるとわかっていても
「大すきなの」という気持ちを真姫にぶつけてしまう。
真姫のクラスに帰国子女の真白(ましろ)が転校してくる。
真白のママは、真姫の好きなブランド「トリコロール」のデザイナーだ。

女の子どおしの付き合いは、むずかしい。
自分自身のことを思い出してもそうだ。
三人、という数はよくない。
「三人組はふたりプラスひとり組になってしまう」
わたしもずっと「奇数」は、女の子の友だちづきあいの鬼門と思っていたけど
なるほど「ふたりプラスひとり組」かあ。
うまいこというなあ。

戸森しるこは、記憶力のいい作家だなあとつくづく思う。
読んでいると
「ああ、そうだった」と
小学生のころの気持ちを思い出す。
いわれないと思い出せないような気持ちだ。
たぶん、戸森しるこは
そういう子どもの頃を気持ちを、
たくさん記憶にとどめているんだろう。
だから、真青の気持ちも、真姫の気持ちも、真白の気持ちもリアルだし共感できる。
現役小学生なら、なおさらだろう。

この物語は
女の子同士の友だち関係に悩んだとき読んでもいいし
失恋したときによんでもいいなと思った。
疑似恋愛でもあるんだろうなあ。
女の子同士の友情って。

中日新聞

今日の中日新聞の地方版に
先日の記事を載せていただきました。
chuunichi250
これを見て
「南吉童話賞、応募しよう!」という子が増えたらいいな。
もっと早くから(休校がはじまってすぐに)PRしたら
書く子もふえただろうになあ。
わたしが、子どもの頃、この賞があったら
絶対応募していたと思う。

作家の人たちと話をしていると
小学生のころから書いていたという人が、多い。
だから、きっと今の小学生の中に
未来の作家が絶対いる。
そのきっかけに「新美南吉童話賞」がなるといいな。

サボテンの花

サボテンの花が咲いた。
sabten
とげとげの表面から
こんなかわいいピンクの花が咲くとは思わなかった。

サボテンというと思い出すのは
息子が子どもの頃、「みんなの歌」か「ポンキッキ」かなにかで聞いていた歌。
タイトルは「サボテンがにくい」!
歌っていたのは、山田邦子だった気がする。

サボテンがにくい! サボテンがにくい!
へんな形してるのに、かわいい花咲く。

とかいう歌詞があった。
へんな形してたら、かわいい花が咲いたらかんの?
とつっこみたい気もしたけど
曲の調子がいいので
お掃除のテーマソングだった。
しかし、何の罪もないのに憎まれるサボテン。気の毒に。

先日、夫が近所のアパートの駐車場で
バッテリーが上がってしまい困っていた若い男性を助けてあげたという話を聞いた。
そうしたら、後日、その人がお礼にとチーズケーキを持ってきてくれた。
「実家から送ってきたので、お裾分け」とのことだったが、
食べてみて、びっくり!
なんだ、このおいしいケーキはっ!
murata
今まで食べたチーズケーキの中で、一番おいしい!
こんなおいしいケーキをいただけるなんて
夫よ、よく彼を助けた。

MURATAとかかれた紙袋を手がかりに、調べてみたら
湯布院の山荘無量塔という宿泊施設の中にあるケーキ屋さんのものだった。
HPで見たら、山荘無量塔という旅館、
ものすごくすてき。
古民家を利用したものらしい。
全部離れになっている。
世の中にはこんなすてきな旅館があるんだ。
山荘無量塔
ああ、ここに行きたい!
行きたい、行きたい、行きたい。

今、わたしの頭の中は無量塔でいっぱいだ。
コロナが収まったら、いけるといいなあ~。

中日新聞取材

本日は、新美南吉記念館で、中日新聞さんの取材を受けてきた。
わたしの作品についてと
6月1日から募集がはじまる「新美南吉童話賞」のお知らせを兼ねての取材だ。
新美南吉童話賞の選考員を昨年から行っているので
その絡みで、わたしからPRさせてもらった。
新美南吉童話賞については、
HPで募集がはじまり次第
このブログでもお知らせさせていただきます。


新美南吉といえば、
最近、思い出したことがある。
ずっと忘れていたのだが
中学生のとき
わたしは、ひとりで南吉のお墓をお参りをしたのだ。
なんで、そんなことをしたのだろう。
どうやって、墓地の中から南吉のお墓をみつけたのか。
そんなことすら、あいまいで、記憶はおぼつかない。
なんせ、つい最近まですっかり忘れていたのだ。
墓前で手を合わせて、南吉に何を話したのか。
記憶になくとも、想像はつく。
「わたしも、あなたに負けない作家になりたい。
 力を貸してください」
それ以外考えられない。
畏れ多くも南吉に、お願いしに行ったのだ。
そういうことをする独りよがりで、ウザい中学生だったのだ、わたしは。
南吉さんも、さぞや驚いたことだろう。
なんだ、この中学生は。

でも、もしかしたら、
作家になれたのは、南吉のおかげなのかもしれない。
プロフィール

yamamoto etsuko

Author:yamamoto etsuko
「神隠しの教室」(童心社)で、第55回野間児童文芸賞受賞。「先生、しゅくだいわすれました」「がっこうかっぱのイケノオイ」「ポケネコにゃんころりん」シリーズ、「テディベア探偵」シリーズ、「夜間中学へようこそ」などの著書を持つ児童文学作家。愛知県半田市在住 児童文学同人誌「ももたろう」同人、日本児童文学者協会会員 JBBY会員
〔家族〕 夫 息子その1(人間) 息子その2(人間)、息子その3ルウ(トイプードル) 息子その4モカ(トイプードル)

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